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債務勘定(流動負債)について
単刀直入にお聞きします。 未払金と未払費用と買掛金の違いは何でしょうか? いろいろな参考書をみているのですが、決定的な違いというのが よくわかりません。 よろしくお願いいたします。
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>今度は買掛金と未払金の区別がつかなくなってしまいます。 買掛金は販売用の商品の購入代金の支払いが済んでいないものです。 製造業なら、製品の原価になる物お仕入れた代金です。
>未払金は確定債務、未払費用は未確定債務ということの区別になるのでしょうか。 確定・未確定で区別するのではなく、その性質により区別されます。 未払費用は、役務の提供を受けるもので、給料・賞与・支払利息・倉庫の保管料が該当します。 役務の提供を受けたものとは、簡単に言うと「形のないサービス」です。 上記以外の費用や備品などの購入代金の未払が「未払金」となります。 きちんとした企業では、未払金と未払費用は区別しています。 #4の補足です。 >未払費用と未払金を理論とは逆の形で処理しているところもありますから。 これは、明らかな誤りです。
お礼
参入ありがとうございます。 >未払費用は、役務の提供を受けるもので、給料・賞与・支払利息・倉庫の保管料が>該当します。 おっしゃるとおり、うちの会社でも大体そのようになっているようなので、その点については、正しい処理がなされているものなのだと、納得できました。 しかし, >上記以外の費用や備品などの購入代金の未払が「未払金」となります。 という点については、今度は買掛金と未払金の区別がつかなくなってしまいます。 会社では、固定資産等の取得に関しては未払金処理なのですが、事務用品等は買掛金処理していますし。 理解不足で申し訳ありません...
- ghq7xy
- ベストアンサー率29% (59/198)
こんばんは、ghq7xyです。 私のいわんとしていることは、ほとんど下の回答者の方々のおっしゃる通りですが、未払費用と未払金の相違点は理論と実務で乖離している面があるなあ、とは感じます。 理論的には未払費用は経過勘定といって、通常の営業取引では登場してこない勘定です。これは例えば給料や借入金に対する利息について翌会計期間に実際にはお金が出て行くものではあるけれども、適正な損益を計算する上で、決算整理の時点で期間で対応する部分を当期の費用の一部として計上する際の相手科目となるものです。そして、会計期間が変わった時点で、再振替仕訳という手続を踏んで、未払費用を消滅させます。(わかりにくくてごめんなさい。) 一方の未払金は債務として確定しているので、未払金として計上されているものは債務が消滅しない限りは未払金のままです。固定資産の購入を掛で行なった場合などがそうです。 ところが、実務を少し見習いしていて感じたことですが、実務上は未払費用と未払金はそれほど区別して使われているようには思えません。未払費用と未払金を理論とは逆の形で処理しているところもありますから。 参考にならなくてすいません。
お礼
>実務上は未払費用と未払金はそれほど区別して使われているようには思えません。 そうなんですよね。それでわからなくなってしまうんですよね。ちなみに自分の会社では、未払費用も未払金と同様に期末で計上すると、支払いの仕訳(債務/現金等)までそのままで、一度計上したものを逆仕訳で戻してはいませんし...(家賃や賃借料等毎月一定金額のものについて計上していることからすると、請求書が来なくても確定債務と捉えているのかもしれないのですが。) やはり、会社の処理について、もっと根拠を調べることにします。 ありがとうございました。
- wildpet
- ベストアンサー率42% (9/21)
買掛金は商品を掛けで仕入れる際に使います。 未払金は商品以外の車両・備品などの物品(販売用を除く)の購入、または費用について未払いになっているものに使います(請求書があったり、支払内容が確定しているもの)。 未払費用はまだ請求書が来ていない(支払内容未確定)費用等について当期分の費用を精密に計算するために使います。 例えば3月決算の場合、その費用の締め日が10日であれば、決算日には3月10日に確定する2/11~3/10分は請求が来るので計上できますが、3/11~3/31分については決算日後の4/10日まで分かりません。 この分は実際の申告期限(2~3か月後)までにおおよそ判明するので、決算時に「未払費用」として計上することが出来ます。月次決算を組むような場合を除けば期中で発生することはなく、決算整理・修正事項として計算・計上されます。 計上された未払費用は翌期にその費用と振り替えられ、翌期の費用から除かれます。(この例の場合、翌期に3/11~4/10分の支払が生じますので、その内前期決算で計上済みの3/11~3/31分が除かれ、純粋に4/1からの費用が計上されることになります) しかし、この未払費用の処理はよほど損益に影響があるような場合を除けば面倒な作業なので、現実にはわざわざ行わないことも多いようです。 本来の意味からは外れますが、未払金のうち「物品購入の未払金は未払金」「費用の未払金は未払費用」などと分かりやすい解釈に変えて使われることも多いようです。
お礼
未払金は確定債務、未払費用は未確定債務ということの区別になるのでしょうか。 う~む。どうも私が悩んでいる理由は、皆さんに回答していただいた内容と会社の 処理とで、異なっているからのようです。 もう少し、会社での処理がどういう理由に基づいて行なわれているのか、勉強して みたいと思います。 ありがとうございました。
- yohsshi
- ベストアンサー率55% (369/665)
http://www.otasuke.ne.jp/cgi-bin/dic3/dic.cgi?action=view&cg=%8Co%97%9D%97p%8C%EA このサイトが使えると思います 製造メーカーを例に具体的に回答してみます。 買掛金の例、原材料費を購入してお金を払っていないもの ※損益計算書においては売上原価に加えられる 未払金の例、事務用品を購入してお金の払っていないもの ※損益計算書においては販売管理費に加えられる 同じく未払金の例、有価証券を購入してお金の払っていないもの ※損益計算書において営業外損益の計算に使用 未払費用の例、従業員の給料や建物の賃料でお金の払っていないもの ※ 損益計算書においては販売管理費に加えられる 未払金と未払費用がわかり難いですが、未払費用の方はサービスに対する対価として認識しています。 説明が下手なのでご理解いただけますか? (実は財務諸表の仕分けは余り得意ではありません)
お礼
ありがとうございました。 さっそく参考サイトを見てみます。
下記のように分けられます。 買掛金は販売用の商品の購入代金の支払いが済んでいないもの。 未払費用は、役務の提供を受けて(主に給料・賞与・支払利息)その代金を支払っていないもの。 未払金は、上記の未払費用以外の経費などで支払いが済んでいないもの。
お礼
私も買掛金は分かるのですが、未払費用と未払金の区別がいまいちなのです。 やっぱり、未払金は『それ以外の分』ということになるのでしょうか。 どうもありがとうございました。
お礼
重ね重ねありがとうございます。 だいぶん理解できたような気がします。 あとは、実例において判断できるように、頑張ります。