- ベストアンサー
勘定科目について
前払いしている経費の仕訳は支払った月にそのまま費用科目で仕訳をしていますが、本来は未払勘定で計上するべきなのですか?それで当月に費用科目に振替をするのですか?有限会社で社員も3人しかいない小さな会社です。よく本とかネットをみると決算の時は未払勘定や前払勘定を使うということなのですが。また、未払勘定と前払勘定の使い分けはなんですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
本来であれば、前払の費用については「前払金」で処理をして、その時期が来たら、前払金から経費に振替えます。 しかし、手間がかかることから実務では支払ったときに経費に計上して、決算の時点で前払となっている分を、経費から前払金に振替えます。 前払金 ****** / 支払家賃 ****** なお、費用を前払した場合に使うのが「前払金」で、費用が発生しているのに支払っていない分を、経費として計上するときに「未払金」で計上します。 光熱費 ***** / 未払金 ***** ただし、企業が支払った費用のうち、支出効果1年以内の短期前払い費用については、継続適用を条件に支払った事業年度(自営業の場合は支払った年)の損金にできるという「短期前払費用の特例」があり、1年分の借入金の利息・家賃・リース料などを短期前払費用として支払った期の経費として処理できます。 従って、これに該当する場合は、前払金に振替える必要が有りません。 詳細は、参考urlをご覧ください。
その他の回答 (2)
#2の追加です。 その通りです。 決算月だけ気をつけましょう。 又、翌期首には「前払金」から経費科目に戻します。
お礼
ありがとうございました。大変助かりました。
- zakikko
- ベストアンサー率40% (173/423)
会社で一人経理をしています。 そもそも、未払金は負債勘定で、前払金は資産勘定です。 私の未払金と前払金の使い分けですが、 【未払】 本来払うべき会社の費用を支払わないとき 例)1月決算期の会社で1月に購入した事務用品の代金(請求日付1/末)を2月末日に支払った場合 1/末 事務用品費/未払金 (将来支払わなければならない負債の発生) 2/末 未払金/現預金 (支払った時点で負債が消滅する) 決算期ですとよく使われるのが、社会保険料(法定福利費)や、即金支払ではないもの(カード支払や商品仕入などのサイトのある支払)は、決算仕訳として未払計上を行います。 【前払】 役務や費用等その月の費用ではないが、先にお金だけ支払った場合 1月~12月の保険料を1月にまとめて支払った場合 (1ヶ月の保険料を1万とした場合、1月分の保険料は1万円ですから) 1/末 保険料 10,000/現預金 120,000 前払費用 110,000 (本来その各月に支払わなければならない分を前倒しで支払ったという資産の発生) 2月以降は、当月の費用として 2/末 保険料 10,000/前払費用 10,000 とすれば、12月には前払費用が相殺されて0になり、資産が消滅するということになります。このように仕訳をすれば、どの月が決算月であろうと、正しい費用が計上されます(4月決算であれば、保険料合計が40,000で、前払費用残高が80,000となり、この前払費用残高が翌期に繰り越されます)。 決算期ですとよく使われるのが、家賃とかですかね?家賃は通常来月分を当月に支払いますから。
お礼
ありがとうございます。負債と資産勘定の違いだったんですね。当社は3月決算なので3月の仕訳を気を付けたいとおもいます。
補足
ありがとうございます。決算以外の月は翌月の経費支払い分も費用勘定で落としてかまわないのですね?当社は3月が決算なので3月のみ気を付ければいいのですね?