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SODについて

 私は今度4回生になる大学生です。今年ゼミ配属が決まり、先日研究テーマも決まりました。しかし、とある事情があって本当に自分がやりたい研究が出来なくなりました。やりたい研究テーマがあったのでそのゼミに入ったので、正直自分の思っていた研究が出来ないことにショックを受けています。  そこで、研究テーマが活性酸素の消去とSOD(スーパー・オキシド・ジスムターゼ)についての研究になりました。この研究がやりがいのあるものなのか?将来性はあるのか?など教えてほしいのです。研究室の教授がSODに似た体内に吸収できる薬剤ができれば大学を辞めると冗談で言っていました。それを聞くと、現実味のない、可能性の低い実験のようで悩んでいます。アドバイスや様々な情報をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kgu-2
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回答No.4

>本当に自分がやりたい研究  どのようなものか分かりませんが、研究というのは、テーマがあって、それを具体的に証明できる方法、試薬、機器、それに経費があって、はじめて研究になります。『こんなことがしたい』といっても、それは研究ではなく、憧れでしょう。  研究は、論文の形で発表しますが、その論文の図表の表題とその中の数値などを予想できますか。その数値は、こんな試薬と機器をしようすれば出せる、というのであれば「研究」と主張できます。  私のばあい、『薬を創りたい』と薬学部に進学しましたが、35年前に、「薬を創るには、最低10年と10億かかる」と言われて挫折しました。もちろん、どんな方法なんぞは、考えることはできませんでした。今では、『研究を馬鹿にしていた』と感じています。 >研究室の教授がSODに似た体内に吸収できる薬剤ができれば大学を辞めると冗談で言っていました。それを聞くと、現実味のない、可能性の低い実験のようで悩んでいます。  教授の発言を悪意にとっています。私には、それくらい素晴らしいテーマだ、と主張されているように響きます。「明日に道を聞けば、夕べに死すとも可也」という名言を思い出しますが。  研究は、趣味だと信じています。すなわち、他人が価値を認めるか否かではなく、自分が知りたいかどうかでしょう。  例えば、ホーキンスだったかブラックホールの研究で有名になろうが、エイズウィルスノ発見でノーベル賞をとろうが、私にはあまり関心はありません。ブラックホールに吸い込まれるとも、エイズになるとも想っていないからです。  SODについては、大勢の研究者がいますので、面白い酵素でしょう。特に、臓器の特異性が低い、というのは興味があります。  SODそのものが吸収されませんが、不可能ではない、と想います。例えば、水溶性ではなく、脂溶性にすれば、というのはあります。また、ベクターに組み込んで、体内で発現させるというのは、誰かやっているでしょう。  また、SODそのものが目的ではないでしょう。SODの活性をあげるとか、SODの作用を持っているものをなんとかする、というのもありでしょう。具体的には、私か研究しているタンパクは、低いながらSOD作用があるようです。その量は、肝臓では、簡単に増やせます。

k75h
質問者

お礼

回答有難うございます。回答者さんがおっしゃっている通りです。 まだ研究もしていないのにこれがいいだの、ショックだのというのは速すぎるし、憧れでしかないですね。だいぶ精神的にも楽になりました。 ありがとうございました。私が悲観的に悪く考えすぎていたのかもしれません。ありがとうございました。

その他の回答 (4)

noname#160321
noname#160321
回答No.5

>ということは無駄な研究ということなのでしょう? は?#4にも書き込まれていますが、非常に重要な研究なんですが…。 反発のための反発したくて堪らないみたいですが、思い込みが激し過ぎませんかしら?

k75h
質問者

お礼

悪く捕らえすぎていました。本当に申し訳ありませんでした。 気分的に落ち込んでいたので思い込みが激しかったのかもしれません。 申し訳ありませんでした。

noname#160321
noname#160321
回答No.3

私は25年前米国でスーパーオキシドの反応を研究していました。その頃からSODは有名で、新聞に「飲んで効くSOD」の宣伝が出る度に、教授と一緒に「爆笑」していました。飲んで効くなら苦労は無いですから。今でも「飲んで効く…」の類は沢山ありますが全部「トンデモ薬」の類で厚生労働省の規制の対象にもなっていません。 >SODに似た体内に吸収できる薬剤ができれば大学を辞める 当然でしょう。ベンチャー企業で何百億も儲かります。 数年前nature誌に銅型SODの全結晶構造解析の結果が発表されましたが、それは「驚異」そのものでした。 銅は一価の時は正四面体構造が安定、二価の時は平面四配位が安定ですが、銅SODは一価の時は平面四配位になるように、二価の時は正四面体構造になるように、銅の周りの配位構造をタンパク質部分がSODを関知したとき変更する事により、銅の「還元電位」を今まで知られたいた値から大きくずらす事が出来るのです。 こんなすばらしい分子構造で「しか」出来ないものを、「安価に供給」して「飲んで効く」ようにするのは、現在の技術でも10年単位の年月がかかるでしょう。 同僚に聞かれたとき説明してやったら、うちの会社の最高の部類のそいつは「ぶったまげて」いました。

k75h
質問者

お礼

ということは無駄な研究ということなのでしょう? 有難うございました。

  • MIYD
  • ベストアンサー率44% (405/905)
回答No.2

具体的な実験テーマを書いていないので可能性の話はわかりませんが、 活性酸素の除去は美容、抗老化などの分野で注目されています 教授の発言した状況や人柄についてわからないので、 本当に冗談なのかもしれませんが、 教授がベンチャーを作ろうとしている位 期待しているテーマなのかもしれません ただ、SOD活性だけ高くしても、 H2O2が貯まる可能性があるので 気を付けて下さい やりがいについては、 まだ研究をしたことがない質問者さんが、 どんなテーマであれ研究にやりがいを持てるかはわかりません 研究をしてみたかったけど 実際にやってみたら やっぱり自分には合わなかったという人は結構います

k75h
質問者

お礼

回答有難うございます。まだ実際に研究をしているわけではないので、その研究に対するやりがいが見つかっていないだけかもしれません。 これから研究を出来る限りがんばってみたらやりがいや楽しさが分かるかもしれませんね。がんばってみます。有難うございました。

  • h-kote
  • ベストアンサー率30% (4/13)
回答No.1

僕は全く他分野なのですが、4回生になりたてのころは、どんな研究でも上っ面しか分かっていないもので、実験したり論文読んだりしていると、難しさや、深さが分かっていくもんだと感じました。 良い研究になるかどうかは自分次第です。 先生の言葉から察するに、誰もできていないテーマで、面白いのではないでしょうか? 流行りでみんなやってるテーマなんて、競争激しくて、色々研究されてて、案外面白くないかもしれませんしね。 しばらくそのテーマについて調べて、やっぱり他のテーマをしたくなったのなら、修士からテーマの変更を相談するか、院から違う大学へ行くことも可能ですよ。

k75h
質問者

お礼

回答ありがとうございます。回答者の方が言ってくださったように、まだ題名だけで実験をやっていないので面白さに気づいていないのかもしれません。 自分のやりたかった研究はで着なくてもよい研究になるように努力しようと思います。がんばります。有難うございました。

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