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0度の水と氷におけるエントロピー変化

0度より高い温度の水に断熱容器容器の中で、0度の水と0度の氷をそれぞれ加えた場合、エントロピー変化には、どのような違いが生じるのですか?それとも同じでしょうか? 0度という条件は同じですが、水の状態は液体と固体の違いがあることを考えると、どのように理解すればよいか、またエントロピー変化の計算が分かりません。 どうかよろしくお願いいたします。

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  • konta23
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回答No.2

温度の異なる2つの物質(低温の方をT1[K]、高温の方をT2[K])の間で、熱ΔQ[J]がやりとりされたとき、エントロピーの変化ΔSは、  ΔS=ΔQ(1/T1-1/T2) となります。0[℃]の水ならそのまま計算すればいいですが、0[℃]の氷の場合は1段階を経なければなりませんね。 氷を0[℃]より高い温度の水に加えれば、その水は、まず氷が0[℃]の水に融けるために潜熱(Qw)を奪われます。その分をΔQ-Qwと加味した上で、0[℃]の水の場合と同様の計算をすればよいと思います。

rikarikarika3
質問者

お礼

ご回答くださってありがとうございます! 潜熱(Qw)というものがあるんですね。 恥ずかしながら、初めてしりました。 大変助かりました。ご参考にさせていただきます!!

その他の回答 (2)

  • konta23
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回答No.3

No.2です。 勝手に補足させていただきますと、液体が蒸発するときに周囲から奪う気化熱も、潜熱の一種です。

noname#62864
noname#62864
回答No.1

0℃の水を加えるのと氷を加えるのでは、平衡になった後の温度が異なります。その意味で、ご質問の意味がよくわかりません。 ちなみに、0℃の水と氷では当然、エントロピーが異なります。 氷が、溶けるときのエントロピー変化は、氷の融解熱と、体積変化に伴って外部から受けた仕事によるエネルギーの差を絶対温度(273K)で割れば出てくるでしょう。 ΔU = -pΔV + TΔS それに加えて、溶けた後の温度変化にともなうエントロピー変化を考慮すれば良いのではないでしょうか。 その場合、温度は一定ではありませんので、273Kから最終温度までdTで積分することになると思います。 水の熱容量も関係してきますね。 詳細に関しては、物理化学や熱力学関係の本を読む必要があるでしょうね。 http://www.phys.chuo-u.ac.jp/private/ishida/MP/phenom/therm.htm

rikarikarika3
質問者

お礼

ありがとうございます。 ご参考にさせていただきます。

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