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宇宙のエントロピー変化の問題
どの公式にあてはめて、どのように解けばいいかわからなくて、すごく困ってます。誰かわかる方教えて下さい;; -10℃で液体の水を凍らせるためのΔGは、-210J/molである。また、この温度での氷の融解熱は5610J/molである。-10℃で1molの水が凍るときの宇宙のエントロピー変化を求めよ。 お願いします。
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263 Kの氷の化学ポテンシャルμ*(T)sの方が263 Kの水の化学ポテンシャルμ*(T)lよりも210 J/mol低くて、凝固するわけですね。変化前後で等温(263 K)等圧(1 atm)ならば Δμ=Δh-TΔS...(1) ですから -210=-5610-263ΔS...(2) です。5610 J/molという融解熱はエンタルピー変化としては吸熱で正ですが、凝固向きではかったらの場合は発熱での負の値です。 ΔS=-20.5 J/mol・K...(3) よって凍った水についてはエントロピー減少です。もし周りが263 K空気で、これが無限の熱だめで発生した熱を受け取っても温度が263 Kのままだったとします。 すると、周囲は5610 J/molの熱をもらいますのでエントロピー変化は ΔS'=21.3 J/mol・K...(4) のエントロピー増大となります。全部をあわせると宇宙全体ではエントロピー変化は0.8 J/K・molの増大となります。
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- jamf0421
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すみません、一つ書き忘れました。最初のNo.1さんの回答とやっている計算は本質的に同じです。No.1さんは符合を間違えてしまっているのです。ΔS=-ΔG/T=210/263=0.8とやればよいのです。
お礼
訂正ありがとうございました。
- kawaisoo
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ΔG=-TΔSunivといった式があります。 宇宙のエントロピーは世界全体のエントロピーという定義もあります。つまり、周囲のエントロピー、機械のエントロピーと系のエントロピーの和です。機械のエントロピーは必ずゼロです。周囲のエントロピーと系のエントロピーの関係は正反対のときは可逆の場合に限ります。 ΔG=-TΔSunivで計算したら、-210/-(273-10)=-0.798なので、負の値が出た(可逆)。 在籍の高専生ですが、一応参考までです。
お礼
回答ありがとうございます!! 問題文の融解熱は使わなくていいってことですか?
お礼
融解熱を使うと違った方法で答えがでるんですね。 丁寧にありがとうございました。参考にします!