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過去の本の文の訂正について
校訂。と言う言葉がありますが これはただ単に文を分かりやすく書き換えた だけのものと考えて良んでしょうか? 皆様の意見お願い致します。
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質問者が選んだベストアンサー
印刷技術のない時代の本は、手で書き写して伝えられました。 そうやって書き写された本は、一冊ずつ違いがあることになります。 (写し間違えたり、好みで書き換えたり……、ということですね。) 古い本を活字にしようとしたとき、一冊を選んで(底本)、翻字します。 ところが、底本の中に書き間違われていると思われる部分があったとします。 その場合、〔ママ〕と注記して(「原文のまま」という意味)、間違いをそのままにしておく方法もあります。しかし、それでは一般の読者には不便です。 そこで、底本以外の本を見て、その部分を訂正したり、注釈をつけたりすることになります。 この訂正などの作業を「校訂」といいます。 原文の間違いは明らかなものばかりではありませんから、確かに校訂者の解釈によって、結果に違いが出ることになりますが……。 こんな素人の説明でも理解の足しになるでしょうか。 少しでもお役に立てば幸いです。
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- tatsumi01
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回答No.1
広辞苑の説明です。 「古書などの本文を、他の伝本と比べ合せ、手を入れて正すこと」
お礼
回答有り難うございます。 つまり校訂した人の解釈の仕方によって 結果的に本来の元の文とは違った意味になって しまう事もありえるんですかね??