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教えてください!
テレビドラマの「大奥」などで病気の時に、将軍が紫色の鉢巻を頭に巻いているのは、どうしてですか?
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昔から、ムラサキという植物は根の部分をシコンと呼び生薬として使用されていました。 また、一方では高貴な色であるとされた紫に染める原物でした。 消炎・解熱・鎮痛の薬効を持ち、高貴な色の原物でもある紫にちなんで重篤な病気で寝込んでいる人の頭に紫でそめた鉢巻を巻いて全快することを願ったのだそうです とあるブログに書いてありました。
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- Bird1979
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こんばんは 紫色=高貴な色で邪気を払う、というのは他の方が回答されている通りだと思います。 しかし、なぜ「鉢巻」なのか? それに、あの「鉢巻」は単純に頭に巻くのではなく、確か片方を「結い上げる」ようにしていたのでは? と疑問に思っています。 そこで、以下のような由来もあるのでは? と思いご参考までに回答します。どなたか専門家の方のご意見も聞いてみたいですね。 ちなみに、「菖蒲紫(菖蒲色)」は「深紫」や「江戸紫」に比べ赤みがかった紫色ですね。 あやめ‐かずら〔‐かづら〕【菖=蒲×鬘】 中古、ショウブで作った、頭につける飾り。端午の節会(せちえ)に、邪気を払うものとして、男性は冠につけ、女性は髪にさした。しょうぶかずら。 端午の節句、は現在では5月5日の男の子の祭り、として受け継がれています。この端午の節句の別名を「菖蒲の節供」といいます。 菖蒲は昔から薬効があって万病除けになり、邪気を祓う魔除けの効果があると信じられていました。平安時代、宮中では、菖蒲鬘を作ってかぶり、菖蒲湯にはいったり、菖蒲の根を刻んで酒に漬けた菖蒲酒を飲みました。 菖蒲は仙薬とされたのですが、音が「尚武」(武を尚(とうと)ぶ」に通ずるところから、武士の間にも広まっていきます。武者人形もこの「邪気を祓う」「尚武」に由来するといわれます。 菖蒲湯のほかにも、頭痛や発熱に際しては菖蒲の鉢巻、さらに菖蒲酒・菖蒲餅・菖蒲枕なども使われたようです。 まったく自信、根拠はありませんが「鉢巻」にこだわってみました。ご参考までに。
お礼
大変詳しいご回答本当にありがとうございます! >なぜ「鉢巻」なのか? それに、あの「鉢巻」は単純に頭に巻くのではなく、確か片方を「結い上げる」ようにしていたのでは? 本当ですね。そう言われると私も何故なのか、考えさせられました。あの巻き方にも、意味があるんでしょうね!将軍巻きとか名前があるんですかね?
- tamm
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紫色は邪気を防ぐといわれていました。 それで、おまじないで巻いていたときいたことがあります。
お礼
ご回答ありがとうございます! 昔の人は、おまじないで病気が治ると考えられていたからでしょうね。
お礼
早急な回答ありがとうございます! 紫色については、高貴な色とは、存じ上げていましたが、消炎・解熱・鎮痛の薬効を持つとは知りませんでした。 勉強になりました!