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病鉢巻について
病鉢巻についていくつか教えてください 1.病鉢巻は殿様に限らず庶民でもしていた一般的風習なのでしょうか。 2.NHKドラマ「篤姫」では篤姫の父も、藩主も病気の際に病鉢巻をしていません。 病鉢巻はいつくらいから、いつくらいまでされていた風習なのでしょうか。
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- m-tahara
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若干記憶は曖昧ですけれど、「北野天神縁起絵巻」の中で藤原時平が病に臥せっている場面で鉢巻きをしていたように思います。 これが現存最古の承久本にあったかどうかも(今は)判りませんけれど、この舞台である平安期はともかく実際に書かれた鎌倉時代には存在していたと考えられます。
- ota58
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病鉢巻は江戸紫という染物の縮緬で出来たものです。 江戸を代表する染物の江戸紫はムラサキという植物を染料に使っています。 ムラサキの根は薬草であり、抗炎症・解毒・解熱の薬効があり、病鉢巻を頭に巻くことで症状を和らげると考えていました。 紫は昔から高貴な色であり、悪いものを寄せ付けない色。 現代でも紫や緑などは鎮静作用や疲労回復、病気回復を促進する色で、見た目の効果もあったようです。
お礼
回答ありがとうございました
- yuyuyunn
- ベストアンサー率41% (20359/48650)
こんばんは 紫は高貴な色でしたので庶民は出来なかったのではないかと・・ http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/shisetsu/library/reference/ans18.html ご参考までに
お礼
ご回答いただきありがとうございます 私もそう思っていたのですが、さっき↓こんな文を見つけまして疑問に思った次第です。 http://www2.rosenet.ne.jp/~spa/kabuki/html/ess/ess065.html 一緒に他の方のご意見を待ってみましょう
お礼
これは興味深いお話しをうかがいました 時平公を記した鎌倉時代の書にその記録があるとは驚きです。 ありがとうございました