「それぞれ」は，なぜ漢字で「夫々」と書くのですか？

質問

広辞苑には載っていませんでした。

回答No.4

masaodisan · ベストアンサー

「夫」という字には，発語の助字(助辞)としての用途があります．これは「成年に達した男子」とか「おっと」などの意味とは関係ありません．
そして，(日本で)訓読するときには「それ」と読みます．「夫将者国之輔也＝それ将は国の輔(ほ)なり」
ここから来ているのではないでしょうか．

お礼

高い学識に敬意を表します。ありがとうございました。

回答No.3

sammi-2837

>「おっと」「男子」を表す「夫」という漢字が，なぜ，「それ・かれ」という意味を併せて持つのでしょうか。

いくつか漢和辞典を調べましたが、説明はなかったので
以下私見です。

これは仮借によるものだと思います。仮借とは六書（りくしょ）という、漢字の成立と用法を六つに分類（象形、指事、会意、形声、転注、仮借）したものの一つで、「本来の意味は異なるけれど同音である漢字」をかりて当てるという用法です。
身近なものでは、無（舞の原字→「ない」）、何（荷の原字→「なに」など）などです。
漢文は受験で勉強しただけですが、何・奚・胡（なんぞ）や爾・汝・如・若（なんじ）、其・夫・渠（それ）など、疑問詞や指示語に多いような気がします。

お礼

いろいろお考え下さりありがとうございました。

回答No.2

Yabukoji

「夫」と「其」はともに「そ」と読むとき「それ・かれ」という英語の It, that の意味をもつので「其々」とともに「夫々」という用法があります。

補足

上記の回答は中国語での話でしょうか？

また，「おっと」「男子」を表す「夫」という漢字が，なぜ，「それ・かれ」という意味を併せて持つのでしょうか。

回答No.1

1582

ＧＯＯ辞書にはのってます

補足

説明が足りませんでした。「広辞苑」にはもちろん「夫々」の読み方・意味は載っています。しかし語源は載っていませんでした。

ＧＯＯ辞書も同様ですね。