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「らしい」、「みたい」の漢字表記に就いて
自分で探してみても、希望と違う検索結果ばかりが出るので、痺れを切らし、 皆さんに是非教えて欲しいです。 「〇〇みたいだ」や「〇〇みたいな」に使われる「みたい」と、 「〇〇らしい」や「〇〇らしく」に使われる「らしい」を、漢字で書きたいのですが、存在為るのでしょうか? 広辞苑等の常用じゃなくても構いません、 語源や由来からでも当て嵌めて明瞭に為せたいです! 初めて斯う云う質問サイトを使うのでヨく分かってませんが、親切な回答待っています(>_<) 追記 文章を打っていて思ったのですが、「ばかり」の漢字表記や語源・由来も好ければ御教授頂きたいです……。
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- Postizos
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No.4です。 リンクした文例では見度は「見度い」と送り仮名をふって「みたい」と読ませています。 「見度」単独なら「みたく」「みたい」の読みが考えられます。 字義ではなくて読みから入っていると考えるべきでしょう。タクは「度」の音読みです。 他の用例 「被仰付度候=仰せ付けられたくそうろう」のように、「タク」の音を希望の助動詞「たし」の連用形にあて、「芽出度い=めでたい」などとも使う。 〈広辞苑〉 No.3の人が万葉仮名を出していらっしゃいますが、音を漢字にあてたものの類いの言葉もけっこう珍しくないですよ。 「だったら何でもあり」はその通りなのですが、当て字であっても昔の人は特定の字をあててわかりやすく・あるいは書きやすくしたりしていたようです。 「矢張」もそうでしょう。今古語辞典で読んだのですが、「やはり」は「やはやは(ヤワヤワ)」「やはらかい」と同じで泰然自若として柔軟に構えて態度を変えないという様子の擬態語から来ているそうです。「やっぱりとして」という使い方が引いてありました。 「喧しい」も「矢釜しい」と書いたものを見ますが、草書で書けば仮名で書くより字数の節約になります。一種の合字ですね。 「屹度」「急度」(きっと)はキッっとした態度から。オノマトペの当て字と、屹や急の意味と複合的です。 「吃驚」「喫驚」(びっくり)は「キッと驚く」からの変化でしょう。一見訓読みだけに見えますがやはり複合的です。(漢語由来かどうか浅学にして不明) 現在通りの良い訓読みも実は漢字に意味をあてて読んでいるに過ぎないのではないでしょうか。 「相応しい」のようなタイプの訓読みが「らしい」「みたい」にあるかどうかということになりますと、浅学のせいか私の見た限りでは心当たりがありません。 今現代中国語訳のサイトで調べたところでは「好象」で「ようだ」という訳になっています。読み仮名をつけてなら「みたい」「らしい」にも使えるかもしれませんが…むしろ暴走万葉仮名の方が読みやすい。 夜路死苦。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
No.5です。 「ら敷」というのがあります。 「茶庭ら敷」 http://www.aozora.gr.jp/cards/000726/files/45520_38305.html 「質素ら敷」 http://umi-no-hon.officeblue.jp/emag/data/wakamatsu-shizuko02.html 活字による印刷が始まった明治時代は、草書体変体仮名に慣れた人にはひとつの平仮名にひとつの字体というのに違和感があったようです。 「しく」「しき」を「敷」と書くのは草書の時代には二文字の草書を一文字の草書で代用するわけですから、書くのが早く、場合によって視認性可読性を良くする方法でもあったわけです。 漱石も独特の当て字を使っていますが、やはり変体仮名草書が印刷では使えないことによる違和感・不満の解消であったろうし、この時代の人には活字による一種の草書のパロディ・遊びでもあったろうと思います。 ↓初期には活字平仮名の字体はなかなか統一せず、異体平仮名活字もありました。 http://www.robundo.com/adana-press-club/column/column008.html 横組みで読むとなかなか想像しにくいのですが、縦組みでみれば何となくつかめるのではないでしょうか。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
「あて字」に入る物だと思いますが 「見度」は見かけます。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/45375_37931.html http://www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/52897_42883.html しかしこういうのまで漢字で書くと、かえって明瞭にならないのではないですか? 「らしい」の方は今の所思いつきません。 許り http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/files/3410_20509.html
お礼
「見度」は、「みたいだ」と同義の物でしょうか? 何うやら「見た様だ」で頷くのが良さそうです。 明瞭に為たいのは文章丈ではなく、僕の性格上の事も有ります。説明が不十分でしたかねぇ。 「許り」は皆さんの御蔭で頭に入りました!有り難う御座います。
〇〇みたいな も、〇〇らしい も、○○ばかり もひらがなで書くのが普通です。 一流の文学者もそうやっているようです。 >漢字で書きたいのですが、存在為るのでしょうか 一般に通用するかたちでこれらを漢字で書く方法は「存在しない」と言っていいと思います。 ばかり→ 許り と書かれることは稀にあります。 ところで、質問者様はなぜ漢字でかくことにこだわられるのでしょうか? >存在為るのでしょうか >初めて斯う云う質問サイト のような例をご存知のようですから、単純に思いつきの探究心からされているとも思えませんが、 日本語というのは漢字とひらがなが適当なバランスで混在するのが理想だとされていますので、必ずしも漢字をより多くして書くのがいいとはいえないと思います。夏目漱石はこれに反して一般的でない漢字をこの手のひらがなに変えて使う、いわゆる当て字を良く使いましたがこれは文学者の趣味、あるいはハイテクニックに属することです。必ずしも支持者は多くありません。 〇〇みたいな のかわりに 〇〇の様な 、〇〇らしい のかわりに 〇〇に似ている、あるいは 〇〇的だ などと言い換える方法もあります。
お礼
常用でなくても構わない様に、何で書くのが多数派かは関係無い体で質問為ています…。 正式な面持ちで何かを書きたい時に、霧が掛かった様な気持ちでは、僕は駄目なのです。 言い換えるのも、nuance(ニュアンス)が変わって仕舞うので駄目です。最初から嵌まる物を考えて構成為たいのですねぇ。 此んな自分の性質も、不可欠な物なのかも知れません。 回答有り難う御座いました!
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
1。「らしい」 は「らし」に遡る古い言葉で、『万葉集』の「春過ぎて夏来る良之(らし)白たへの衣ほしたり天の香具山」などが有名ですが、万葉仮名では、良斯、良志、羅志、良思、などがあります。 時代を下って「らしい」になると、仮名で書くのが普通のようです。 2。「みたい」 みたいは、「みたようだ」の音変化ですから、意味の上では、「見たい」と漢字で書けますが、「見る + 願望」と誤解されるので、これも仮名で書くのが普通のようです。 3。「ばかり」 も、『万葉集』に「かく婆可里(ばかり)恋ひむとかねて知らませば妹をば見ずぞあるべくありける」の歌があるように、奈良時代からあり、下記のように「許」の漢字を当てる例も『万葉集』の「我が命の長く欲しけく偽をよくする人を執らふ許(ばかり)を」があります。 http://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%82%8A/m0u/ 「ばかり」の語源は「おそらくハカル(四段)の名詞形であろう」と『時代別国語大辞典 上代編』(三省堂)にあります。
お礼
無意義ではない回答でした! 昔の万葉仮名と組み合わせて仕舞ったら、何でも有りに為っちゃうので、駄目ですね(笑) 2と3は、探したsiteで見付けていました。 番号も付けて貰って、読み易かったです! 回答有り難う御座いました!
- cxe28284
- ベストアンサー率21% (932/4336)
らしいは推量の助動詞らし(文語)からきている。元々和語なので漢字はありません。 みたいは接尾辞(…見た様の転化)話語由来なので漢字はない。 ばかりは許りと辞書にはあります。「計る」と同源 サイトに語源由来辞典と云うのがあります。検索してみてください。
お礼
語源由来辞典、見た事が有るのですが余り求めていた物は有りませんでした。 自分でも調べてみましたが、「らしい」は確かに元来和語なのかも知れません。 回答有り難う御座いました!
- yana1945
- ベストアンサー率28% (742/2600)
法律で使用する、文言は以下のURLを参照下さい。 参考URL:http://www.hou-nattoku.com/mame/yougo/yougo143.php
お礼
此の回答の意味が、正直ヨく分かりません…。 回答有り難う御座いますね!
お礼
2回も回答有り難う御座います! でも、其れは矢っ張り求めているのとは違いますね(笑) 気に掛けて頂いてたんだなぁと嬉しく思います!