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「及」という漢字について
私の会社の同僚が、役所に提出する書類の文章の中に 「及び」と書き、そんな字は存在しないと怒られたそうです。 見ると他の会社から提出された報告書などには「および」と 平仮名でかかれていました。 及びという漢字が広辞苑に載っていないからなどと聞いたそうですが いまいちよく判りません。 心当たりのある方いらっしゃいましたらご説明くださいませ。
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『公用文における漢字使用について(通知)』 (昭和56年10月1日、内閣官房長官から各省庁事務次官等あて) -------------- 1.漢字使用について (1) <略> (2) 「常用漢字表」の本表に掲げる音訓によって語を書き表すに当たっては,次の事項に留意する。 ア~ウ <略> オ 次のような接続詞は,原則として,仮名で書く。 例 おって かつ したがって だだし ついては ところが ところで また ゆえに ただし,次の4語は,原則として,漢字で書く。 及び 並びに 又は 若しくは -------------- ということで、「及び」は、国の法令や自治体の例規その他公用文でふつうに使われています。 役所により個別ルールがあったとしても、「そんな字は存在しない」は言いすぎでしょう。 マスコミ各社の用字用語集は、以下のように若干不統一です。 共同通信: および (及び)→および 〔接続詞の場合〕AおよびB 時事通信: および (及び)→および 〈接続詞〉~AおよびB [注] 法律名は「外国為替及び外国貿易法」のように漢字書き。 朝日新聞: および 及び 毎日新聞: および 及び 読売新聞: および 及び、A及びB(接続詞の場合は仮名書きでも) NHK: および 〔及〕 …〔〕内は使わない字
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- cubics
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はい、日本国憲法や多くの法令で「及び」は使われていますので、ちゃんとした言葉です。 ではなぜ認められない場合があるかと言うと、新聞などの用語表記の規範となっている日本語の正書法では、接続詞の類は「ひらがな」で書くと決めてあるからです。 ですから、「影響を及ぼす」とは書いても「AおよびB」と書きます。 つまりは、書き方マニュアルに従うと、「A及びB」とは書かないということです。 http://www.bow-wow.jp/sht3/pdf/020_symposium.pdf
広辞苑には出てますけどね。もっともウチにあるのは第3版ですが。それに常用漢字でもあります。 ただ最近は、副詞や接続詞はひらがなで書くようになっていますね。ひょっとしてどこかしかるべき筋から通達でもあったのかもしれません。「但し」を「ただし」、「然し」を「しかし」、「尤も」を「もっとも」、「並びに」を「ならびに」と書くのが一般的なようです。「及び」を「および」と書くのも、それに沿っているのではないでしょうか。心当たりといえば、その程度ですね。 そんな字は存在しない、というのは、単にその人の頭の中には存在しない、というだけでは?
- MoulinR539
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何かの間違いでしょう。例えば「法務省 及び」で検索してみてくださいね。正式な法律用語でもあります。もっとも役所というところは使う漢字まで指定することがありますので、その被害に遭われたのかもしれませんが。
- churuhiko
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【及び】 《接続》(動詞オヨブの連用形から。「及」の字の漢文訓読に由来する) 主に名詞相互をつなぎ、、それらのさすものに一括して言及する意味を表す。 ならびに。かつ。・・・も、・・・もみな。 だそうです。 漢字としてはあっているが、一般的には平仮名で書くということではないでしょうか?