#1,#3です。
#2=#4さんの言われるように
lim(a_n)とlim(Σa_n)と勘違いしていました。
#3は取り消して修正します。
Σ(k=0->n){(cos k)/k^2)}≦Σ(0->n){|cos k|/k^2)}
≦Σ(k=0->n){1/k^2)}
lim(n->∞)Σ(k=0->n){1/k^2)}=Σ(k=0->∞){1/k^2}
=(π^2)/6≒1.64493(nを正整数とした場合)
ですので上限が存在しますので、収束はすることはいえます。
nが正整数なら-1<cos n<1(nが正整数のとき等号はなし)ですので、cos nの値はnの増加と共に規則性がないため、収束値がはっきりした数値には定まらないでしょうね。ただし、(cos n)/n^2→0にいき、無限項の和の上限が(π^2)/6を超えないことから収束はします。
下限は
cos n≧-1 から
Σ(k=0->n){(cos k)/k^2)}≧Σ(0->n){-|cos k|/k^2)}
≧Σ(k=0->n){-1/k^2)}=-(π^2)/6
下限も存在します。
収束値は数値計算でひたすらnを増加させていき求めるしかないかもしれません。しかし収束性は(cos n)が不規則に符号が変化するため、非常に悪いです。
数値計算ではcosが周期2πの周期関数のため、nから2mπを差し引くためcosの角度の有効桁数がnの桁数が増えるにつれ減少して、cos(n)の計算精度が落ちてきます。
Mathematicaを使ってn=1~242までnを1ずつ増加して収束状況を見て見ましたが
0.32411<Σ[k=1, ∞] cos(k)/k^2<0.31417
の範囲に収束するようです。
(nを余り大きくしてもcos(n)の数値計算誤差が入るため収束値に計算精度が落ちる可能性がでるようです。n=10000位にしてみた結果では計算誤差が大きくなって正確に計算できなくなるようです。)
参考までに以下は正確な収束値が求まります。
Σ[k=1, ∞] cos(kπ)/k^2=-(π^2)/12
Σ[k=1, ∞] cos(kπ)/(kπ)^2=-1/12
Σ[k=1, ∞] cos(2kπ)/(2kπ)^2=1/24
Σ[k=1, ∞] cos(2kπ)/k^2=(π^2)/6
補足
lim(n->∞)|(cos n)/(n^2)|=0だとΣ(0->∞){(cos n/n^2)}=0に収束するのですか?級数なのでやっかいな雰囲気がででます(>_<)