オキシベロン液剤の使い方について
現在、ドングリの挿し木をしているのですが、一向に根が出ないので発根促進ホルモンであるインドール酪酸を含むホルモン剤「オキシベロン液剤」を使おうと考えています。
オキシベロン液剤の濃度と使い方について質問させてください。
質問1. 「100ppmのオキシベロン液剤」とはインドール酪酸の濃度のことで、4倍希釈でいいでしょうか?
質問2. 既にカルス形成している挿し木苗を、浸漬処理することは(一般的に)問題ないでしょうか?
質問3. オキシベロン液剤の説明表で、「樹木一般」「花き類・観葉植物」の2項目に対して3種類の調合が対応しているのは、ベストな調合はわからないから自己責任、ということでしょうか?(画像貼付)
よろしくお願いいたします。
以下、質問に至る経緯と参考サイト情報です。
オキシベロン液剤はラベル注意書きにドングリに関する情報はなく、樹木一般について濃度が書いてあります(同情報はhttps://cropscience.bayer.jp/ja/home/product_detail/?id=11790&kind=)。
そもそもこの情報の表が「樹木一般」「花き類・観葉植物」の2項目に対して3種類の調合が割り当てられていてこれがいいとは言い切れないので(参考画像を貼っておきます)色々調べてみました。
そこで見つかった、高齢なブナのさし木増殖
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfs/91/5/91_5_344/_pdf
を参考にしようと思ったのですが、濃度表記がppmとなっており、具体的な分量が不明でした。
以下、関連箇所を抜粋すると、
「発根促進処理は、ブナではIBA液剤で24時間処理などが多いことから(橋詰、1979a;福島、2003)、100ppmのオキシベロン液剤(バイエルクロップサイエンス社)、インドール酪酸0.4%)に24時間浸漬した。」
とあります。
文脈から推定すると、インドール酪酸が100ppmになるように希釈したもの、ととれるので、濃度を1/4にした、つまり「水1l:液剤250ml」希釈液と考えました。しかし、濃度を間違えると枯死してしまうので、念のため質問する事にいたしました。
処理したいドングリの挿し木は1年ほど前に挿したもので、根は出ずにカルスが巨大化し、その表面から辛うじて水分や栄養素を吸収しているようです。たまに新芽をだしますが、顕著には成長できません。
発根促進剤「ルートン」を基部とカルスの一部に塗ってみましたが、効果はありませんでした。
このままではいずれ成長不良で枯死してしまいそうなので、駄目もとでホルモン処理をしようかと思っています。
お礼
なるほどー。作物が違っても、ある程度予測できそうですね。具体的な数字をご提供いただきありがとうございました。