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尊敬語について
尊敬語には、(1)「お(ご)~になる」というパターンと、(2)「食べる→召し上がる」のように、別の言い回しが存在する場合がありますが、(2)の言葉は、(1)を使うことは正しいですか、間違いですか。 つまり、「食べる→お食べになる」は正しいのかどうかを教えてください。参考URLもあればお願いします。
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日本語教師です。 尊敬語には3種類あります。 1.「お(ご)~になる」というパターン 2.「食べる→召し上がる」のように別動詞にする場合 3. 尊敬の助動詞「られ」を挿入するタイプ です。 1. おたべになる おやすみになる おききになる ・・などが例です。しかし、語幹が一音のものには 使えません。 × お見になる お着になる お寝になる 2. めしあがる いらっしゃる おっしゃる ・・などです。 しかし、このパターンを持たない 動詞も多いです。 3. 尊敬の「られ」は どんな動詞にもつかえます。 行かれる 休まれる される 来られる など。 ただし、上一段・下一段の動詞では可能形と偶然 同じになるので、判別に迷う場合も生じます。 着られる 食べられる 浴びられる など どのパターンを使っても間違いではありません。 敬意に差が出るわけでもありません。 3のパターンは男性がよく使うようです。
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- tako-chun
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(1)お・ご~になる (2)~れる・られる (3)動詞そのものが変化するもの の3つのパターンに分けられると思います。ちなみに、(2)~れる・られるは関西地方でよく使われており、(1)は(2)よりもより丁寧である、といわれています。(関西の方が丁寧ではないということではないですよ。私も関西人ですし。いわば方言のようなものです。) (3)動詞そのものが変化するもののうち、(1)(2)に当てはめられるものであれば、どちらを使ってもよいと思います。 たとえば、「ご昼食を召し上がりましたか?」では、かなり堅苦しい印象ですので、「お昼はお食べになりましたか?」あるいは、「拝聴いたします」を「お聞きいたします」などです。その方との関係・親しさの度合い・TPOにあわせて使い分けられてはいかがでしょうか? ところで、#4さんのおっしゃる、「これお食べになってください」という表現ですが、(1)お・ご~になるの、「~になる」という部分は省略しても失礼にはあたりませんので、「こちらをお食べください」としたらすっきりするのではないでしょうか?(これ、を丁寧に言うと、こちら、です)
お礼
細かいところまでありがとうございました。
- storms
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私は,「お食べになる」にはどうも違和感があるのですが,#3の方の仰るとおり,文法的には間違いではないようですね。 しかし,感覚的にどうもなじめないので,探してみたところ,過去の回答で以下のものを見つけました(リンク先の#3の方のもの)。 確かに,食べ物をすすめてもらうときに,「これお食べになってください」と言われたら,私はちょっとひっかかりますが・・・。 ご参考まで。
お礼
そうなんですよね、感覚的な違和感と、文法的な正確さはまた別次元の話なので迷っておりました。 どうもありがとうございました。
こちら参考になるでしょうか
お礼
どうもありがとうございました。
- luune21
- ベストアンサー率45% (747/1633)
はい、別の言い回しがあるだけで間違いではありません。 「お食べになる」は正しい日本語だと思います。「召し上がりになる」に比べて敬意が少し低い気はしますが、尊敬語であることには変わりありませんね。
お礼
どうもありがとうございました。
お礼
文法的な解釈どうもありがとうございました。痒いところに手が届くような気になりました。 日本語教育の勉強、やり直そうかと思います。ありがとうございました。