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発生主義の意味が解りません。
業績利益を算定するためには、収益、費用の認識方法として発生主義の原則が望ましい。発生主義の原則によれば企業の努力と成果が期間損益計算に適正に反映されることとなるためである。しかし、発生主義に基づく収益は客観性や確実性のない主観的な見積もりにより計上された収益である。算出利益は処分可能利益でなければならないので、収益については実現主義の原則により認識すると言うふうにテキストに書いてあります。 実現主義の原則の意味は解ります。しかし発生主義の意味が解りません。要するに商品を少しでも作ればその作った分だけ、経済価値が増加しその分収益を計上すると言うことなのでしょう。なぜ、商品が少し出来上がり経済価値が増加したから、企業活動の成果として収益を認識すると考えるのでしょうか。そのほうが当期業績を算定するには望ましいと言うのは全く理解できません。
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たとえば、価値が100の商品を2年掛けて作ったとき、 実現主義であれば 1年目 収益0 2年目 収益100 となり、1年目は作るという活動をしているにもかかわらず 数字上、まったく反映されていません。 それに対し、発生主義では 1年目 収益50 2年目 収益50 となり、各年において、その会社の経済活動が 表示されることになります。 そのため、理論上、当期の業績を正確に反映するには 収益の認識も発生主義が良いといわれています。 ただし、実際には、商品は完成して、売れて初めて 収益になるため、発生主義で認識する収益 (上記の例だと、1年目の収益50) は、予測、見積もりという、主観が入ります。 それは好ましくないため、一般に収益は実現して初めて 計上するという、実現主義が取られています。
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- gold-gold
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基本的には保守主義の原則があるので、発生主義は使いません。 例外として、工事進行基準、回収基準、回収期限到来基準などがあります。
お礼
回答ありがとうございました。色々と勉強してみて解ったような気がします。お世話になりました。また何かあったらよろしくお願いします。
- gold-gold
- ベストアンサー率28% (10/35)
発生主義=役務の提供等を受けた時期に費用計上する。 現金主義=支払の時点で費用計上したり、収入のあった時点で収益計上する。
補足
いいえ、費用の発生主義ではなくて収益の発生主義について聞きたいのです。
- o24hit
- ベストアンサー率50% (1340/2646)
こんにちは。 発生主義とは複式簿記の考え方なのですが、こう考えると分かりやすいと思います。 例えば、決算期が4月~翌3月としまして、3月に物品を売って、4月にお金をもらうとします。 複式簿記の場合は、実際にはお金は入金されていないのですが、経済活動をした(つまり経済活動が「発生」した)ということで、未収金として歳入にします。これが発生主義です。 ちなみに、役所などが採用している単式簿記では、経済活動をして、お金をもらっていないものは、歳入になりません。
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回答ありがとうございました。色々と勉強してみて解ったような気がします。お世話になりました。また何かあったらよろしくお願いします。
補足
それは実現主義ではないでしょうか?
- piricara
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たとえば建設業などの業種において、ダムなどの巨大建設工事を請け負い、完成後一括支払いなどという契約を結んだ場合、数年間も収益が上がらないが、実際に企業活動は行っている。 などの場合に、何年も収益が無く何の活動も無いように見えると困る場合に使うんじゃないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。色々と勉強してみて解ったような気がします。お世話になりました。また何かあったらよろしくお願いします。
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