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発生主義での記載
「発生主義」とは、利息計算の基になった期間を重視して運用益を計上する方法です。 4ヶ月間で40の利息を受け取りますので、ひと月当たり10の運用益が発生していると考えます。 そのため、3ヶ月経過後の9月30日時点の運用益は30となります。 金融機関系では発生主義だと上記のように記載するのですか、 http://www.pref.saitama.lg.jp/A11/BG00/koukinkanri_hp/unyou_jyoukyou.html では未実現利益は排除しないのですか、
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金融機関の決算では、B/S上は、貸出金利息などの未収分は「未収収益」の一部として、預金利息などの未払分は「未払費用」の一部として計上されます。 ただしP/L上は、実際に受入れた金額(あるいは支払った金額)の期間対応分と、上記の未収収益分、未払費用分を合算して損益計算します。 お役所の会計は複式簿記の考え方を採用しておらず、キャッシュの動きしか数字に表さないので、このような資産・負債の考え方は分かりにくいかもしれませんが、これが「世間の常識」です。