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総供給曲線が長期的に垂直になることについて
長期的には完全雇用が実現し、完全雇用GDPが達成されるので総供給曲線は垂直になるという説明があるんですが納得できません。もしそうだとすれば、物価水準が極端に低くても高くても同じ数の生産をすることになりますよね。でもそれって実際にはおかしくないですか?そもそもなぜ物価水準に関係がないのでしょうか?教えてください(m_m)
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> 物価水準が極端に低くても高くても ここが間違い。 名目の物価水準は確かに極端に高かったり低かったりするのですが、価格は単体では意味をなさないので実質で考えるべき問題になります。 例えば世の中に物が「米」一種類だけであり、収入1000万円で米の価格が1キロ100万円なのと、収入が1万円で価格が1千円なのとでは、買える量は一緒ですよね。 したがって実質の物価水準を考えることになりますが、物価水準が最初極端に低く(高く)固定されていたとしても、所得が下がる(上がる)ことにより、長期的には実質の物価水準は同じ物価水準になります。
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- daisyan
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回答No.2
総供給曲線が垂直ということは、完全雇用が実現していると、価格に対し供給の弾力性がゼロと言うことです。価格が変動しても、すでに生産資源がフルに使用されているのでそれ以上生産を増やすことは不可能と言うことです。 物価水準が低くても、完全雇用が達成されている限り、事態は変わりません。 需要が供給を下回り、物価が下がり、完全雇用が達成されなくなった事態のことは想定外。
補足
回答ありがとうございます。物価水準に関係がないことは米の説明で納得しました。でもなぜ総供給曲線が垂直になるのかまだ良く分かりません。完全雇用GDPとどのような関係があるのでしょうか?