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御伽草子について
今、御伽草子の文法分析をしているのですが、 この作品には係り結びがないのに よく連体形で終わったり、ある文では已然形で 終わったりしてます。 これはどうしてなんでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
文法が時代的に安定していない事が考えられます。 ちなみに、私は御伽草子における助詞「が」と「の」の使い分けを調べました。尊敬する人物には「の」を使い、そうではない人物や一人称では「が」を多用する傾向がまだ残っていました。 ストーリーの展開で尊敬する人物だと判る前と判ってからとでは、使い分けている場合もありました。 確かに、省略が多用されていたり文法の乱れが見られると思います。
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回答No.1
御伽草子は厳密な約束事によって書かれた和歌集や歴史書とは違いますからね。室町時代になってくると文法が乱れるということもあるかも。「風姿花伝」や『池庭記」なんてその傾向があるのでは・・・
お礼
おりがとうございました、やはり文法が安定してない時期のせいでこうなってるんですね。最初は係り結びも成立してないこともあり、戸惑いましたがなんとなくわかったような気がします。