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係り結びの法則について
テストで係り結びの法則がでます!!でも、ぜんぜんわからなくて・・。ぞ・なむ・や・か が連体形、こそ が已然形になるのは分かります。しかし、連体形、已然形が何か分からないし、どこの部分を直したらいいのか分かりません。答えてくれると、本当に嬉しいです。
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- corochan
- ベストアンサー率40% (24/60)
文の途中で【係助詞】という単語が出てきた場合、○の前の一単語の形を変えるというものです。通常ならすべて、終止形で終わらなければいけないのですが、係助詞がある場合は、○の前の一単語が、連体形、もしくは已然形で終わらなければいけないということです。 「ぞ・なむ・や・か」が連体形という言葉の意味を古文の土佐日記(紀貫之)を例文として書き示すと、 「言うかひなくぞこぼれ破れたる。」という文節があり、文中に【ぞ】があるために、通常終止形【たり】で終わるはずが、連体形の【たる】で結ばれている。 また、竹取物語(作者不詳)を例文として書き示すと、 「かくこの国にはあまたの年を経ぬるになむありける。」という文節があり、文中に【なむ】があるために、通常○の前の一単語は終止形【けり】で終わるはずが、【けり】という連体形で結ばれている。 次に、「こそ」の場合、已然形という言葉の意味を古文の花は盛りに(徒然草・兼好法師)を例文として書き示すと、「始め終はりこそをかしけれ。」という文節があり、文中に【こそ】という係助詞があるために、通常なら○の前の一単語が終止形【けり】で終わるはずが、已然形の【けれ】で結ばれている。 ということです。 少し、わかりにくいかもしれませんが、この約束事さえ覚えてしまえば、高校のテストでは、10点くらいは取れると思うので、頑張ってマスターしてください!!
- namuchan
- ベストアンサー率52% (11/21)
文の結び(=終わりの「単語」のことです!)は普通は終止形になります。例)月を「見る」・手を「握る」などのように。でも、文の途中に係助詞とよばれる(ぞ・なむ……)が入るとその文の終わりの単語が変形してしまうのです。これを「係り結びの法則」と言います。 次に、連体形・已然形がわからないということですが、活用の仕方にはいくつかの種類があって、(表が教科書にありますよね?)古文独特のものもあるので、正直がんばって暗記するしかない!のです。 ただそんな時間はないので、とりあえず、連体形を見つけるには「とき」、已然形を見つけるには「ども」をつけてみるといいと思います。 例えば「見る」という単語に「とき」をつけると「見る/とき」となるので連体形は「見る」です。「ども」をつけると「見れ/ども」となるので已然形は「見れ」です。 つまり「月を見る」という普通の文が係り結びの法則を使うと「月ぞ見る」「月こそ見れ」となります。 (また、例えば「死ぬ」という動詞は連体形が「死ぬる」已然形が「死ぬれ」というように変化します。こういう変化は古文に慣れない私たちにはなかなか難しいので、やっぱり暗記が必要な部分もあるのです……。) ぞ・なむ・や・か・こそが出てきたら、その一文の最後の単語は何かをよ~く見極めてそれを直してください。(動詞だけでなく助動詞のこともありますよ!「男こそありけれ。」なら「けれ」が最後の単語です。) オロナミンCのCMで上戸彩がタッキーに「あなた~に聞きたきことぞある」と歌っている、あれは係り結びの法則です。(「ある」は動詞「あり」の連体形です。)いろんなことを知っていると楽しみも増えますよ。くどくどと書いたのでかえってわかりにくくなったかもしれませんが、テスト頑張ってください!
- affected_kitty
- ベストアンサー率17% (3/17)
連体形というのは、体言(名詞など活用しない語)に続く形で、已然形というのは、口語でいう仮定の形ですね。 文中にぞ・なむ・や・かが出てきたら、文末を連体形にする(本来は終止形ですよね)。 こそがでてきたら文末を已然形にする、ということです。 たとえば、「男一人ありけり。」という文章があったろしましょう。 これに係り結びを使うと、「男一人なむありける。」とか「男一人こそありけれ。」という文章になります。
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
お礼
詳しく教えていただきありがとうございました。とても参考になりました。テスト頑張ります。