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ピロリ菌の細胞壁構造
いとこが大学のレポートでピロリ菌(Helicobacter pylori)の細胞壁構造について調べているらしいのですが、なかなか情報収集が進まないそうです。どなたか参考になりそうなサイトor文献などをご存知の方いらっしゃいませんでしょうか?ある程度専門的な内容のもので、模式図が載っていると一番嬉しいそうです。宜しくお願い致します。
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ピロリ菌は確かグラム陰性菌ですから、グラム陰性菌の細胞壁の特徴を調べたらよろしいかと思われます。グラム陰性菌ならどれでも似たような細胞壁を持っているはずです。微生物系の本ならたいていグラム陰性菌の細胞壁の構造は載せています。 グラム陰性菌の細胞壁は、 数10nmのリポ多糖、 8nmの外膜、 リポタンパク質、 2~5nmのペプチドグリカン、 ペリプラズム から成ります。 グラム陰性菌の細胞壁はグラム陽性菌の細胞壁と組成が大きく違います。 http://jac.oxfordjournals.org/cgi/content/full/43/5/659 http://micro.fhw.oka-pu.ac.jp/microbiology/structure/cell_wall.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%AA
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http://www.blackwell-synergy.com/doi/abs/10.1111/j.1523-5378.2005.00302.x Helicobacter というジャーナルが存在するのですね。 上記のペーパーは、 Lewis epitopes on outer membrane vesicles of relevance to Helicobacter pylori pathogenesis. という、病原性に関わる外膜の成分を調べたものです。 探せば、他にも出てくると思います。
お礼
早速いとこに伝えました。論文がオンラインで全文見れないのが残念ですが、成分関係の情報が欲しかったようなのでかなり参考になりそうとのことです。
お礼
詳しい説明感謝致します。早速いとこに伝えたところ、かなり参考になりそうだとのことです。わざわざ文献検索もしていただいてありがとうございました。