• ベストアンサー

目的を表す「には」と「に」の使い分けについて

 次の二つの文の正解は何でしょうか。  (1) 川を渡る(  )三時間かかった。(a.には  b.のに)  (2) 国際ホテルへ行く(  )どのバスに乗ったらいいでしょうか。   (a.には  b.のに)  以上の答えに基づいて、目的を表す「には」と「に」の使い分けについて何か教えていただけないでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

「に」と「には」の使い分け方の一つとして、 ・虫歯にならないよう[に]、毎日歯を磨いています。 ・虫歯にならないため[には]、毎日歯を磨く必要があります。 ・健康のため[に]、運動するようにしています。 ・健康のため[には]、運動するほうがいい。 のように、特定の人や特定の場面に関する文章か、比較的誰にでも当てはまる一般性の高い文章か、という違いがあるように思います。 > (1) 川を渡る(  )三時間かかった。(a.には  b.のに) は、ある人がある時に三時間かかったという事実を述べているだけなので、「のに」が自然だと思います。 > (2) 国際ホテルへ行く(  )どのバスに乗ったらいいでしょうか。 は、国際ホテルへ行くために乗るべきバスは誰でも同じはずですので、「には」を使うのが自然と思いますが、後半の文を「私はどのバスに乗ったらいいでしょうか」と解釈すると、「のに」でもいいと思います。

その他の回答 (2)

回答No.2

(1) 川を渡る(には)三時間かかった。 (1) 川を渡る(のに)三時間かかった。 (1) 川を渡る(のには)三時間かかった。 (2) 国際ホテルへ行く(には)どのバスに乗ったらいいでしょうか。 (2) 国際ホテルへ行く(のに)どのバスに乗ったらいいでしょうか。 (2) 国際ホテルへ行く(のには)どのバスに乗ったらいいでしょうか。 どれも正解と思います。「のに」も「には」も、「のには」の短縮形です。

回答No.1

私見になりますが… 説明のためのよい言葉がみつかりませんが、「そうでないもの」が想定される場合は「には」、そうでない場合は「に」というように使い分ければよいと思われます。 (1) 「かかった時間が3時間でないもの」を想定するかしないかで正解は変わるでしょう。 例えば川を渡った以外に「湖を2時間かけて渡った」というようなことを想定するならばa、単純に川を渡るのにかかった時間が3時間であることを言いたいのならbでしょうね。 (2) こちらはaで間違いないでしょう。 「どのバス」と尋ねていることから、バスは国際ホテル行き以外にも複数あると考えられます。 すなわち「国際ホテルに行かないバス」があることが必然的に想定されるため、「には」を用いるべきでしょう。 ほかにいくつか例をあげると、 ・「Aさん『には』用事がある」という文は「Aさんの以外の用事のない誰か」を想定 ・「彼はここ『には』いない」という文は「彼がここ以外のどこかにいること」を想定 以上です。説明へたくそでスミマセン。

関連するQ&A