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「~につけ~につけ」と「~にせよ~にせよ」の使い分けについて

 問い 勝つ(  )負ける(  )、とにかく精一杯やるしかない。  以上の文の括弧に「~につけ~につけ」「~にせよ(にしろ)~にせよ(にしろ)」のどっちを入れたらいいでしょうか。「~につけ~につけ」と「~にせよ~にせよ」をどう使い分けたらいいでしょうか。「~にせよ~にせよ」組の文は後に意志や禁止などを表す文が来ると考えています。たとえば、  ○ ビールにしろ、日本酒にしろ、飲んだら運転できない。  ○ 雨にしろ、風にしろ、学校に行く。 のようなものです。そうすれば、問いの文は「~にせよ~にせよ」の方が正解ですね。  でも、次のような文もありますね。  ○ 自分でやるにせよ、人に頼むにせよ、これは時間がかかる。  ○ 好きにせよ、嫌いにせよ、彼女が優れた歌手であることは皆が認  めている。  意志・禁止とはいえないですね。困ってしまいます><  

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  • garamond
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回答No.2

「よきにつけあしきにつけ」=いいときにもわるいときにも 実際に両方の場合がある (あった) ことを前提にしています。 「いいにせよわるいにせよ」=いいかわるいかは問題ではない。 実際にどうであるかを離れて一般論として言うか、どちらか判らないときに、「どちらにしても」の意味合いで言うかのどちらかでしょう。 「雨につけ風につけ」=雨の日にも風の日にも (~だった) 「雨にしろ風にしろ」=雨が降ろうが風が吹こうが (それと「~につけ~につけ」が使われる場合は限られています。) 「問い」の場合は当然「~にせよ~にせよ」ですね。

その他の回答 (2)

  • hakobulu
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回答No.3

恐らく勘違いをしていらっしゃると思います。 「○ 雨にしろ、風にしろ、学校に行く。」 「○ ビールにしろ、日本酒にしろ、飲んだら運転できない。」 という例文において【意志・禁止】を表わしているのは「(学校に)行く」「(運転)できない」という部分です。 ・「○○につけ△△につけ~」は、『○○の場合も△△の場合も~』という意味で、○○や△△の【結果】に関する事柄を表現するものです。 「悲しいにつけ嬉しいにつけ酒を飲むのが好きだ」など。 ・「○○にせよ(にしろ)△△にせよ(にしろ)~」は、『○○であっても△△であっても~』という意味で、○○や△△のどちらかがこれから起こるという【未来の仮定】に関する事柄を表現するものです。 「満腹にせよ空腹にせよ朝7時に食事が出ます。」など。

  • pagedown
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回答No.1

辞書の解説を読む限りでは、「~につけ~につけ」「~にせよ~にせよ」という 使い方の場合、殆ど意味は変わらないようです。 ただ「~につけ」は「(例示された)全ての場合に」というニュアンスが強く、 「~にせよ」の方は「(例示された)全ての場合だったとしても」という、 「仮定」としての使い方が多いように思います。 ですので、仮定のあとに来る文章を考えると、「~にせよ」が「意志/禁止」 の文脈で使われるというのは間違いではありませんが、それが全てでもない ということではないのでしょうか。

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