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酪農と放牧の違い
息子(中1)の中間テストが近いため、勉強を見ているところです。 今回の社会(地理)の範囲にアメリカのことが出るのですが、 農業について広大なアメリカを色分けしたりして地域的な特色が 教科書にも掲載されています。 その中に酪農(東部やや北側で盛ん)、放牧(中部から西部の乾燥地帯で盛 ん)がそれぞれあるのですが、この2つは具体的にどう違うのでしょうか? その(2つの業の)関連にまで踏み込んで教えていただけると助かります。 どうぞよろしくお願いします。
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「酪農」は、基本的に畜舎や広くない牧場で行います。 広い土地が不要ですが、家畜の世話で人手がかかります。 「放牧」は、広い土地で、家畜たちが、自由に動き回り、自分たちで勝手にエサを食べます。 人手がかかりません。 その他「遊牧」は、放牧は、家畜にあまり手がかかりませんが、草などを食べつくすと、放牧ができなくなりますので、土地に肥料などを与え、土地の生産性を高める必要があります。 また、冬場には、エサが不足しますので、その面倒を必要とします。 それに対し遊牧は、土地そのものを移ってしまいますので、放牧以上の土地を必要としますが、その分手がかかりません。 主に中央アジアや北アジア西アジアの乾燥地帯で行われています。 「移牧」というものもあります。 移牧は、特定の地域間を移動することにより、家畜を飼う形態です。 特に、標高の高い所(夏場)と低い所(冬場)の間を移動して家畜を飼います。 冬は酪農、夏放牧のような形です。 主にヨーロッパアルプス周辺、中央アジアのキルギスやタジキスタン、南米のペルーやボリビアのアンデス山脈周辺で行われています。
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- sakuji
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「酪農」は乳製品を採取する畜産業の一業態であり、「放牧」はその飼育スタイルです。 「放牧」をする所もあれば、畜舎で飼う酪農家もいると思います。 (一般的には日本では畜舎飼いが多いと思います)
お礼
簡潔でよくわかりました。どうもありがとうございました。
地理とかアメリカとかはおいといて… 酪農~牛・羊などを飼い、乳やその加工品を作る農業 (畜舎に入れっぱなしもあり) 放牧~家畜、特に牛・馬・羊などを放し飼いにすること (乳製品を作るとは限らない。そのまま食べるとか 毛を取るとか)
お礼
簡潔でよくわかりました。単純な疑問ですが、放牧して、牛を放し飼いにして、どんな利益があるのだろうと、思ってましたのが、氷解しました。ありがとうございました。
お礼
詳しく教えていただきありがとうございました。言葉としては、ニュースなどでも良くきくことがあるのに、いざその意味は?となるとわかっていませんでした。ありがとうございました。