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プラスチックについて

溶融したプラスチックを冷却するとき冷却の方法によって結晶の状態は異なり、急冷したときは、球晶サイズは小さくなり、又徐冷した場合には、球晶サイズは大きくなるというのが、イメージでは分かっていたのですが、どうしてかという説明がちょっと見つからないので、分かる方教えてください。

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  • DexMachina
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回答No.1

すみません、つい最近に同様の質問に回答をしているので、使い回させて戴きます(汗) <以下・転載> 結晶化の場合、「液相・気相からの極微粒子発生」は「極微粒子からの粒径増加」よりも起こりにくく、また、粒径を増加させる速度(→粒径の「増加率」ではなく)は、ある程度育った結晶の方が極微粒子よりも大きくなります。 これは、結晶粒が小さいほど、表面に面する原子・分子の割合が高くなるなどの理由により、結晶化による安定化効果を得られないためです。 (安定化しなければ、その分、再気化/再溶解する原子・分子が多くなります) この結果、徐々に冷却した場合は、少しずつ発生する「結晶化が可能なまでに熱運動が小さくなった原子・分子」は、『「結晶化←→再気化/再溶解」の平衡』を伴うことで、より安定な「大きい粒子」のまわりに結合していきます。 一方、急激に冷却した場合は、「結晶化が可能なまでに熱運動が小さくなった原子・分子」も一斉に生成するため、『「結晶化←→再気化/再溶解」の平衡』を起こす間もなく結晶化します。 このため、急冷却をした場合には、微結晶が多くなります。 <以上・転載> 恐らく、高分子の場合でも同様だと思います。 (配列解除・再配列の平衡の有無が、急冷/徐冷での結晶粒子径の分布を変える、と)

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1682925
noname#13938
質問者

お礼

すばやい回答誠にありがとうございました。 助かりましたし、勉強になりました。

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