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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:プラスチックの体積収縮)
プラスチックの体積収縮について知っていますか?
このQ&Aのポイント
- 熱可塑性のプラスチックは、温度の影響を受けて体積が収縮します。
- 急冷や徐冷をすると、プラスチックの体積収縮量が変動することが知られています。
- 結晶性樹脂でも非結晶性樹脂でも、体積収縮は起こる可能性があります。
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noname#230359
回答No.1
もう少し質問に条件がついていれば話安いのですが・・。 わたしは樹脂成形品は生き物であるという考えですから、ご質問には変動するという答えになります。 体積というのが製品の容量なのか、樹脂そのものがしめる量なのかわかりかねます。また、冷却が型内でのことか型から取り出してからのことかでも考え方はかわってくると思います。経験上の話としてお聞きください。 型内で急速に冷やすということを、元々型自体が冷えていると考えるとすると、厳密にみれば樹脂は積層されながら冷えて行きます。結果、外観上では正常な製品が出来上がっていても樹脂層の中に気泡と呼ばれる真空またはガス泡が出来ます。この場合、冷却方法が容器の容量を変えたとはいいにくいと思いますが、結晶性樹脂ですと「ふっくらしているけれども強度は弱い」、非結晶樹脂ですと「手触りは固いが薄い」という手触り感が出ます。樹脂密度で考えれば軽いという感触を受けます。 徐冷の場合はほぼ反対の感触です。 いずれにしても、冷やし方で製品重量に差が出ます。 型から取り出した場合の冷やし方についてですが、結晶性樹脂の場合は丸一昼夜24時間は樹脂の状態が変化していると考えたほうがよいと思います。当然、結合量、密度にも影響があると考えます。とうぜん、ゆっくり冷えると製品としては痩せたものになります。また、取り出したあとの樹脂重量は変わり様がありませんから、重量変化がおきるのは吸水によるものです。