• 締切済み

徐冷と結晶化度の関係について

今、仕事でPETの糸を一度熱してから、冷ますという事をやってるんですが、今はオーブンからすぐに室温に出して冷してるんですが、徐冷すれば結晶化度が高くなり引っ張りに対して強くなると聞いた事はあるんですが、具体的な徐冷の定義がいまいちわかりません。 冷却速度と結晶化度の関係をご存知の方いらっしゃれば教えてください。

みんなの回答

  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.1

> 具体的な徐冷の定義がいまいちわかりません。 いわゆる「放冷」よりも冷却速度が遅くなるような条件を整えれば、「徐冷」になるのではないでしょうか。 恐らく、一般論としての数値的な定義(「○℃/分以下の冷却速度」等)はないのではないかと思います。  *明確な定義が必要な場合(論文・特許など)は、その実験者が自分で定義する、と。 > 冷却速度と結晶化度の関係をご存知の方いらっしゃれば教えてください。 これも、andarusiaさんご自身で書かれている「徐冷すれば結晶化度が高く」なるという、定性的なこと までしか言えないのではないかと思います。 (数式化することはできず、それぞれの樹脂・重合度で実験で確かめるしかない、と) なお、非晶状態から結晶になるには高分子鎖の整列が必要なため、冷却が急な場合はその整列が できる時間的な余裕がなくなる分、大きな結晶ができにくくなります。 (これも定性的な説明になってしまいますが・・・) 以下、参考までに: http://www.enpla.jp/enpla_02.html (「2-1 温度変化に伴うプラスチックの状態変化」の段の後半に、「冷却されて球晶と呼ばれる形に  成長する場合、急冷したときは、球晶サイズは小さくなり、又徐冷した場合には、球晶サイズは  大きくなる。」とある程度ですが(汗))

andarusia
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 徐冷と結晶化度のデータが必要になったんですけど、学校の実験ではないので、なるべく手間を省きたかったのですがやっぱり自分で地道に調べるしかなさそうですね。