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シュタイナーの認識論についての文献
ルドルフ・シュタイナーの「変容」と「自己認識」を中心に詳しく書かれた文献、ございませんか? シュタイナーの哲学は幅広いので、上記のようなテーマを探すのに困っております。 哲学について私は無知ですので、できたら初心者でも理解し易いものを紹介していただけますか? 宜しくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
シュタイナーの論を認識できる者のはわずかしかいませんが、紹介するとすれば「薔薇十字会の神智学」をおすすめします。平易に書かれています。これで糸口が見つからなければあきらめてください。 苦言を呈すれば、そもそも、シュタイナーは「変容」とか「自己認識」を論理的に説明する、すなわち、それを究明する側面的観点から見つめれば、それらを求める弱い人間ではありません。神智学ではなく哲学をまたは日常の生活から学んでください。学科からの課題ならば、「取り扱う分野が違う」が解答です。カフカの「変身」でもいいんではないですか。あれは異なる環境下の自己を観察するテーゼのものですが、それを断った上で自説を展開する、変わった趣きあるレポートが仕上がりますよ。まぁ、そういうことです。
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- mitsui1966
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「自己認識」の入門書でしたら、ルドルフ・シュタイナー『自己認識への道』(佐藤俊夫訳 人智学出版社1981年)がよろしいのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 絶版になっていたので、図書館で取り寄せて頂くことにしました。
- caroline
- ベストアンサー率23% (4/17)
おっしゃるように、シュタイナーは医療、経済、音楽教育、人智論、デザイン・・といったように、本当に広範囲ですね。これ、といった一冊を得るのは、簡単ではないかもしれません。 質問者さんのご趣旨を汲む限りでは、私としては、 『神秘論概論』イザラ書房 『いかにして高次の世界を認識するか』柏書房 『シュタイナー_宇宙世界論_光、形、生命と人間の共振』春秋社 『こころの不思議』風涛社 などをおすすめできますが・・。 アマゾンで検索されると、300冊近くのシュタイナーの本が紹介されています。一度、ご覧になられては、いかがでしょうか。所謂コレクションものもあり、初心者の方にも入って行き易いかもしれません。(同じく、初心者より)
お礼
紹介して下さって有難うございます。 参考にさせて頂きます。
補足
既にアマゾンでは検索してみたのですが、「自己認識」について細かく書かれているのはどれか、判断し兼ねたので、皆さんのお力を借りようと思いました。 『シュタイナーコレクション2 内面への旅』で論じられているのを見つけたのですが、もう少し深い内容のものはないかと探しております。 紹介して頂いた文献からすると、私の探しているテーマは「神秘学」に含まれるのでしょうか?キーワードが分かると、これから探して行くのに助けとなるので、教えていただけますか?
お礼
ありがとうございます。 実はカフカではないのですが、独文学で論文を書いています。作家はシュタイナーの影響を受けており、作品にはシュタイナーの理論が表れており、「自己認識」が作品のテーマの一つとしてあるということを証明したいがために、文献を探しておりました。 文学なのであまり哲学の要素を強めたくはないのですが、理解する為には確かに哲学の知識をきちんと持たねばならないなと思いました。 助言までして下さって、ありがとうございました。