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西田幾太郎の世界観とは?
- 西田幾太郎の世界観は、独自の哲学を築き上げた日本人として知られています。
- 彼の理論では、「絶対矛盾の自己同一」と「純粋経験」の概念が重要な役割を果たしています。
- 彼の哲学の核心は、西洋と東洋の哲学を融合させた独自の視点にあります。
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こんばんは。。 概説書を読むぐらいで、原典を読んでない者なので、お呼びでないとは思うのですが・・・ 思想・哲学関係の実用書を何冊か執筆されている富増章成という方をご存知ですか?(ご存知ならスルーしてください。) 哲学・思想を相当に読み易く解説される方で、中にはかなりおもしろい(ぶっとんだ)切り口で哲学を紹介する本も書いています。 その方の本で、『東洋の賢者の思想がよくわかる本』というのがあります。(これは比較的正攻法で書かれた本です。)この第17章が西田幾多郎で、約20ページほどですが、平易に解説してあります。 この手の実用書を読んで哲学・思想を理解しようとすることには賛否あるところでしょうけれど、原典をお読みになっているなら、肩の凝らない文体で書かれたこういう本を副読本がわりにご覧になるのも手ではないかな、と思いました。 あと、この本でも少し触れられていることなのですが、西田幾多郎を読む場合、西洋の哲学史と仏教(とくに禅)をいくらかでも頭に入れておかないと読解は難しい、とのことでした・・・ お邪魔しました。では。
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- mmky
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ヒントの追伸 ピカソの絵を科学的に創ろうとすると、例えば10台のカメラを被写体の周りに、三次元的に配置して、同時あるいは異なる時間に独立的に被写体を写し、その映像を1台のモニターに映し出すことなんです。ここで10台のカメラは独立していますので人間的な感覚では10人ですね。10人が上に下に回りに被写体を取り巻いているという風に考えられますね。しかしそれは線でつながれておりあたかも1台として編集されますね。1台のモニターは1人の人間と考えると、10人は独立しているが実は1人という絶対矛盾の自己同一という概念が出てくるんです。これを実際にやってのけたのがピカソといえるんですね。この体験が純粋経験といえるんでしょうね。科学的分析も役に立ちますよ。参考に
お礼
純粋経験のわかりやすい説明有難う御座いました。 後は英語で絶対矛盾の自己同一を読みたいのですが、コレに関しては新しく質問させていただいた方が良いかと思いますのでそちらにさせていただきます。 有難う御座いました。
補足
有難う御座います! ・・・ピカソさん、唯の妙に名前の長い画家で世間じゃ凄いって言われてるけどよーわからん絵だ、まともに描いたの凄いのに。とか思っててすみませんでした。凄すぎます。今度そういう見方で見てみよう・・・。 で、えっと、純粋経験なんですが、「絶対矛盾の自己同一」の体感が純粋経験と考えていいんでしょうか。 「絶対矛盾の自己同一」と「純粋経験」。何となくわかった気がしますが、感覚的なもので・・・「西田幾多郎の世界観」というのはその順ス経験の先に見えるという事なのでしょうか?ズレたことを言っていたらすみません・・・。
- mmky
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「絶対矛盾の自己同一」というのは、例えば、あなた自身の手を参考に考えるといいんですよ。 親指から小指まで5本の指があるでしょう。5本の指は独立してますから親指が小指にはなれないですよね。逆も真なりですが、一方、手としてみれば手の一部である同一のものなんですよね。花と花びらの関係など「絶対矛盾の自己同一」なんかはいっぱい例があるでしょう。実は、異次元をはさんで人間もそうなのかもしれませんね。「純粋経験」は、そういった自己経験なんでしょうね。これについては、説明は難しいかな。おそらくピカソの絵にヒントがあるね。ピカソの絵は「絶対矛盾の自己同一」と「純粋経験」を含んでますね。西田先生の哲学は本で読んでも、頭の中の常識を入れ替えないと理解不能でしょう。参考に。
お礼
「絶対矛盾的自己同一」の解りやすい説明有難うございました。
補足
有難う御座います。 絶対矛盾の自己同一というのは某錬金術漫画のセリフを借りると「一は全、全は一」みたいな事でしょうか。説明は大変わかりやすいのですが、「絶対矛盾の自己同一」という言葉がまだストンときません・・。 親指は小指ではない。しかし親指も小指も手である。 どの変が矛盾していてどの変が自己同一なのか・・・。 でも比較的絶対矛盾の自己同一は自分なりに掴めそうです。 後は純粋経験。こっちの方が難しい・・・ヒントになると教えて下さりましたが、ピカソの普通の技法じゃない方の絵はどこがいいんだ?派でしたので・・・(苦笑)そういわれてみるとそうなんでしょうか。もう一度トライしてみます。 自分が世界なんだなぁ、って体感すると言ったような経験?が純粋経験なのでしょうか(違う気がします。でもよく解らない・・)。
お礼
すみません。欄間違えました。上記は補足質問になっていませんよね。
補足
西洋の哲学史の方はある程度手を出しているのですが・・・ そういった本の20ページほどの文を非常に読みたいのですが、なんにしろ時間が無い上に現在カナダにいるのでちらっと本屋や図書館に行ってもそんな本が無いので・・・ 富増章成さんですか、面白そうですね(ぶっとんだのは大好きです)。 電子図書などであればイイのですが・・非常に残念です。 自分に遠視能力があれば・・・!と今本気で思いました。