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電位差滴定法の電極について

電位差滴定法に使われる電極には参照電極と指示電極がありますよね、その参照電極と指示電極のそれぞれの役割って何すか??

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  • c80s3xxx
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回答No.1

指示電極は溶液の酸化還元対の濃度比で決まる電位になる. それを測るためにはもう一個電極が必要で,そことの差で電位を測定できるようになる.当然,もう一個の電極は被測定溶液の酸化還元対の濃度比とかとは無関係に一定の電位をもっていなくてはならない.そこで,被測定溶液とは別の,安定な酸化還元対を仕込んだ電極系を用意して,これを基準に測ることにする.これが参照電極. 参照電極を構成する溶液と被測定溶液とは電気的はつながっていなくてはならず,しかし,溶液同士は混ざり合ってもいけないという,ちょっと考えると無茶苦茶なことが要求される.これを達成するのが塩橋.通常使われる参照極は,塩橋までこみにして一体化されていることが多い.

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