- ベストアンサー
電位差計(pHメータ)
酸化還元滴定を用いた電位差の測定では、pHメータのような入力インピーダンス(簡単には抵抗ということでよろしいでしょうか?)が大きなエレクトロメータを用いて、電圧計を用いて測定しないのはなぜなのでしょうか? 電圧計を使う場合となると、ビーカーに2つの溶液を塩橋でつなぎ、またがせて、更に電圧計をつないで指示電極と参照電極間の電圧をはかる形式をとるということですよね? これに比べるとpHメータは簡略、かつ便利な器械といえると思いますが、インピーダンスが大きいということは今回初耳だったのですが、どういう原理に基づくものか少し教えて頂ければ幸いです。 あと自分なりの答えとしては、抵抗が大きいということは流れる電流と電圧が小さくすむということなので、実験上の安全面などを考えた上でではないかと考えています。宜しくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
補足
>電極上では必ずなにかしらの酸化還元反応がおこらなくてはなりませ>ん.その結果,平衡状態とは電極近傍の状態がずれてしまいます. >pHメータのガラス電極のような場合,ガラス自体の導電性がほとんど>ないため,もし電流が流れると,それが極少量であってもガラスの中>での電圧降下が大きくなり,いったいどこのどういう電位差を測って>いるのかまったくわからなくなってしまいます. ここの補足を願えますか? 掘り起こすようですが、電極上で何かしら反応が起こっているから、その影響で電圧計に電流が流れるのではないのでしょうか? どこのどういう電位差を測っているのか分からなくなったらマズいんではないでしょうか・・・?ガラス電極のほうでは、電極上での反応により電流の発生はほぼ無視できる程度ということでいいですよね?正しく、その溶液中を混合させることによる電気の発生分のみの電圧を器械によって測れると。こういう理解でよろしいですか?