マーケテイング論は、供給(生産)量が、需要(消費)量を上回ったことから販売の困難性が起こり、それを克服するために アメリカで生まれました。
その後、企業の技術革新によって、生産性が上がり、大量の商品が市場に流入するようになります。
そして各社は、自社の商品の販売戦略を積極的に展開した結果、競争がますます激しくなり、マーケティングが重視されるようになりました。
とくに最近では、消費者の欲求の個性化、多様化に いかに答えるか(顧客満足)が重要な課題になっています。
また、販売促進、製品、価格、販売ルート、市場の細分化、製品の差別化の各戦略も高度化し、精緻化(網羅化)されており、企業の活動や競争がグローバル化された現在ではマーケティングは重要となっています。
銀行で働きたいという目的が はっきりと決まっているのであれば、商学部への編入をお奨めします。金融学科、商業・貿易学科、経営学科など。
経済学部との違いは、
(1) 経済学部では、国内経済、国際経済、産業の大きなしくみや働き、政府の役割などを中心に学びます。
商学部は、「企業」のさまざまな活動に焦点をあてて学びます。
(2) 経済学部では、経済関係や産業問題を理論的、実証的に分析します。
商学部では、企業の経営、管理、取引、業績評価など、企業活動のさまざまな分野における、専門的、実践的能力の養成が重視されています。
言い換えれば、商学部がめざしているのは、経営、会計、流通、貿易、金融などの分野で企業活動の中核的な担い手となる、専門的知識を身につけた職業人を養成します。
法学部からの銀行への就職ですが
他学部に比べて難しいことはありません。銀行法、会社法、商法、金融論などを学ぶので、銀行などの金融関係の企業に就職する人が多くみられます。
編入学についてのアドバイス
専門学校で学んだことと まったく異なる学部に編入すると、単位認定を得られず2年間に 90単位以上取得することになり、余裕の無い大学生活を送ることになりますので、注意が必要です。
たとえば、学部で言うと、短大の文学部から 商、経,法学部等へ編入すると、50単位くらいしか単位認定されない場合があります。
あと、できれば公認会計士の勉強をしておくと、大学の授業が理解しやすいのと、全科目単位認定されます。語学科目も全て認定されます。
それと銀行で働くとなると、大学で管理会計を学ぶ必要があります。
最後に
法律科目を学ぶのであれば、総合大学で商学部で学びながら法学部の科目を履修する方法があります。(卒業単位として20単位くらいまで認定されます)
お礼
色々と貴重な意見ありがとうございました。大変参考になりました。 将来の進路について、もう一度じっくり考えてみます。