なぜ、日本人は英語ができないのか
ミもフタもない質問ですが、大学全入時代と言われる今、
日本人の就学水準は先進国の中でもトップレベルにあります。
(学力水準自体はともかくとして)
そんな中、日本は戦争に敗れ、60年以上も、欧米的な
価値観を最上のものとして受け入れるように教育されてきました。
そのひとつが英語です。
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しかし、どうしたことか、日本人は多くの欧米的カルチャーを
羨望することはあっても、それらを流通させるための土台、
ことばとしての英語能力が極めて低いと言わざるをえない状況です。
例えば、ちょっと英語ができる人がいたりすると
「カッコつけやがって」というような嫉妬が生じるような有様です。
(英語ができる人を見ると「ムカつく」という心情が理解できません)
これは、生まれてからのバイリンガルな国土、
例えばヨーロッパ、南米諸国、アジアでは香港・インドといった
ような国の人々の英語能力とは比較にならないレベルです。
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本屋に言っても、あるのはすさまじい量の英語の参考書。
それとは正反対の、日本人の英語に対するすさまじい苦手意識。
還暦を超えた知り合いの女性(英文科卒)が、趣味のために
英会話スクールに通いだした時、感想として
「日本人の英語の苦手は、今も昔も変わらないねえ」
と言っていたのが印象的でした。
技術力・情緒力といったところで世界に誇るものがあるだけに
非常にもったいない気がします。
なぜ、このようなことが起きているのでしょうか?
教育がまずかったのか、それとも他の理由があったのでしょうか?
お礼
本当にどうもありがとうございました。m(_ _)m