試験にリスニングが取り入れられたり、TOEICが流行ったりで、リスニングに関しては以前の時代より「ある程度できる人」が増えただろうと思います。
留学だって、ちょっと前の時代よりも今のほうが敷居が低いですし。
「そこそこ英語を理解する人」なら昔より増えただろうと思います。
でも洋書を楽しんだりする人はどのくらいいるんでしょうか。
そういうのはむしろ昔の人のほうが得意だったかも。
「できる人」の中で比較すれば、おじさんに若者はかなわないでしょう。
できる人はいつの時代でもできるのです。
そして経験や年季がモノを言う部分があります。
10年やってる人と30年やっている人では時間だけでも違う。
自分の周りは、英語の喋れない中高年男性のほうが多いですが、
役職者の中高年男性は英語が出来る人が多いです。
逆に、若年社員の中で英語ができない人も多いです。
えらい人のほうが外国人に会う用事が多いということもあります。
なので、「中高年男性は英語が苦手」というイメージはありません。
年代に関わらず、出来る人は出来るし、出来ない人は出来ない、という感じ。
語学は女性のほうが得意と言われますが、NHKの英語講師を見ればおじさん先生がたくさんいますし(女性の先生もいますが)、ビジネスや研究で英語を使う男性も多いです。
たとえば、25歳の青年と55歳の男性が一緒に英語を習い始めたら、それは25歳の青年のほうが飲み込みが早いでしょう。
ただし、55歳の男性が既に他の外国語をある程度習得したことがある場合は、そうでない55歳よりコツを掴みやすいはずです。
2つ目の外国語は1つ目より勉強しやすいので。
会話の回転の速さはともかく、25歳より先に洋書を読み始めたりするかもしれません。