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漢字熟語の意味もゲシュタルトで考えられますか?

漢字熟語の意味は、それを構成している個々の漢字を見ていても、まず分からないものがたくさんあるように思います。たとえば会社という熟語など会を見ていても社を見ていてもよく分かりません。まして社会という熟語もありますからますます個々の漢字からは意味がわかりません。われわれ日本人は漢字熟語をどのように把握しているのか認知心理学的な側面から教えていただけないでしょうか?

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  • BS-68
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回答No.1

こんばんは。 この質問を見させていただいて、「難しい!」と思ったのが率直な感想です。でも面白そうとも思いました☆ 以前、認知心理学を学んだことがあるので私なりの意見を、陳腐ではあると思いますが書き込ませていただこうと思いました。 >日本人は漢字熟語をどのように把握しているのか認知心理学的な側面から ほとんどの人間が、漢字熟語(特に二字熟語)は、一つの単語として認識していると思います。 つまり、二字を「一次と一字の組み合わせ」という風には記憶していないということです。 何故なら、そのような意味を見出さなくても、日本人は熟語を記憶貯蔵庫から難なく引き出せるからです。 どうしてそういうことが可能なのかは、一番最後に記しておきます。 ちなみに、いちいち一字ずつ認識していないから、例えば「英語」という二字熟語を「English]と変換できる芸が可能なのだと思います。 しかし、完全にそうだとは言い切れません。 現に、質問者様の言うように、「会社」・「社会」を疑問に思うのがその表れだと思います。 『どうして前後を入れ替えるだけで単語の意味が変わるのだろう?』と。 その疑問は、長期記憶貯蔵庫に保持された単語(会社と社会)のミスマッチというか違和感を、補正を試みるために生まれてくるものではないかと私は考えます。(←ここの部分はは特に自信ないです) 日本語は特殊ですから、一つの文字を二つ組み合わせて単語ができますから、質問者様のような疑問が生まれてきますが、意識しない限りは人は一つの単語としてみなしていると思います。 ですが、四字熟語になるとまた話が変わってくると思います。 あくまで私の周りでの話ですが、普段の会話に四字熟語は用いません。 普段の会話の中で必要ない熟語ですので、漢字検定を受ける時はやはり苦戦しました。 四苦八苦とか簡単なものなら憶えているのですが(おそらくこういう以前から憶えている四字熟語は、小さい頃から記憶されているものなので長期記憶でしょう)、ややこしく難しいものなら長期記憶に移行しようと努力が必要になってきます。 そのプロセスとして、その四字熟語の一字一字の意味を把握しようとします。 やはり四字熟語にも一字一字意味が通じてくる組み合わせのものが多いので、そのほうが憶えやすくなるからです。 つまり、その過程を踏んでいる時点で、四字熟語は普段よく用いる二字熟語と記憶の貯蔵庫が違うのではないでしょうか。 要は、幼い頃から何を吸収してきたか、ということです。 幼少の頃から、四字熟語を頻繁に用いる・憶える環境であれば、それは長期記憶として保持され、深く一字一字の意味を問わないでもずっと憶えているはずだからです。 殺伐とした文章になってしまいましたが、このような感じでよろしかったでしょうか? 何か疑問に思うところがあればご指摘下さい。

kaitaradou
質問者

お礼

さすがに学問をした人の話は違うなというのが率直な感想です。、漢字と日本人の関係は、中国人あるいは非漢字国人と漢字の関係とは大きく違うはずで無意識にしても又長短の違いもあると思いますが大切なものと思います。ご教示ありがとうございました。

kaitaradou
質問者

補足

これから繰り返しご教示の内容を熟読させていただいて勉強させていただきます。また改めて伺うかもしれませんのでよろしくお願い申し上げます。

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