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WWII後の先進国間の貿易摩擦について。
第二次世界大戦後、米ソが台頭し、ヨーロッパも統へと動き始め、日本も高度経済成長によって先進国となっていきました。 そのような中、先進国間の水平分業が不均衡になり貿易摩擦が生じたと聞きましたが、これはなぜでしょうか? よろしくお願いします。
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- at9_am
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回答No.1
先進国間の水平分業が不均衡になっても、貿易摩擦は生じません。 水平分業が不均衡になる、とは、おそらくそれぞれの国が別の財を生産するようになった、というくらいの意味でしょうが、そうすると貿易はより大きな利益を生み出すようになります。貿易摩擦にはなりません。 歴史的に見て、貿易摩擦を言い立てているのは主にアメリカです。実に戦前から言い続けているのですが、単純にいって、自国がある国に対して貿易赤字の場合「二国間収支均衡」を求め、貿易黒字の場合「貿易の拡大」を求めるという御都合主義・自国優先主義に立脚しています。 もっとも、輸出だけして輸入をしないのは、あまりいい顔をされないという事情もあるとは思います。日本の農作物への関税はしばしば問題にされますが、例えばアメリカの農産業は日本よりも高関税・高補助金だったりします。 因みに、確かにアメリカは基本的には貿易赤字国ではあるのですが、基本的にその原因は政府支出が大きいことと国民貯蓄率が低いことに起因しています。