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先進国の関税政策について
- 関税政策は、先進国の政治的安定を維持するための重要な手段です。
- 自由貿易が進む中で、産業の移転や所得分布の変化が起きることもあります。
- 先進国は関税を使い、産業の保護や所得格差の是正を図る必要があります。
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禁輸されて困るものに対して、 国内で生産できるものは、一定の範囲で補助する。それを超える生産量のものは、補助金を含めて一切の補助、制約をかけない。 国内で生産できないものは、一定量の備蓄を国として行い、その経費を価格転嫁し、この転嫁分は輸入品に一律に行う。 国民の生活を守るもの、健康保険や薬価、年金については、外資のものにも一律同じ制限を当てる。 あたりかなぁ。 海外の大学など教育機関が日本に来ることへの規制はなくした方が良い気がします。 あと、生活にあまり関わらない保険も。銀行や簡保を守る必要はないと思うんですよね。 微妙なのは漁業だと思う。多くがあまりに戦前のままの構造なので、保護したらだめな気がしますが、食糧や飼料、肥料を金融された場合の生命線にもなっているので。
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- kaxuma119
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「先端産業の保護など従来いわれているものにその国の社会の維持も加えて貿易理論が修正されれば」というのは,相当に無理のある話だと思います. 「その国の社会の維持」は別の言い方をすれば政府による既得権益の保護です.海外との競争に耐えない産業に携わる人々は,必ずや日本国の社会の維持に不可欠という理屈で保護を求めます.いったん保護された産業は保護なしでは立ち行かなくなります.輸入すれば廉価に豊富に行き渡るものを保護することは,国家による特定集団への利益供与とも言えます. 急激な変化による混乱を避けるための一時的な保護はありでしょう.一時的な保護であれば,産業構造を転換するための猶予であり失業給付金のようなものです.しかし永続はダメです. 質問者もご存知かと思いますが,資本主義経済は継続的市場の拡大,つまり経済成長なしでは死んでしまいます.既得権益を作為的に保護すれば,経済成長に伴い必然的に生じる社会の仕組みや産業構造の変換を妨害することになり,結局は高い代価を後払いすることになります. すべての産業従事者が自分らは国際競争社会に生きているという当事者意識を持ち,日々の改革に努めること,政府は自らを助けるものに力を貸すことが,日本国繁栄への最良の道です.
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既存の経済学からの考え方ですね。 ご回答ありがとうございます。
- kaxuma119
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質問者は,関税政策に工夫をすることで国内産業を守り中間所得層を増やす道があるかもしれない,という前提でお考えのようですが,それは難しいと思います. 日本が関税政策で国内産業の保護を図れば,他国も関税をコントロールして自国の産業保護を図ることになるのは言うまでもない話です.日本経済の輸出依存度は15%程度で低いように見えるかもしれませんが,これは統計上,輸出産業に依存する産業が国内産業としてカウントされるためで,実質上は30%以上の依存度があります.関税で国内産業を保護しようとすれば,15%の輸出分だけでなく輸出産業に頼っている国内産業をもダメージを受けます. 要はGDPの約1%の農業を守ろうとすると,2.5%の自動車産業を犠牲にする覚悟がいるということです.2.5%は直接的な割合ですから,自動車産業に頼っている街の小売業や飲食業やサービス業を加えると,大変な数字になります. 発展途上国への産業移転も,日本が発展途上国を援助するために行っているわけではありません.日本の会社が発展途上国に工場を作り現地の人を雇う理由は,競争に勝ち抜くための手段です.発展途上国に作られた工場の生産品の一部は日本に輸入されますが,大半は現地やその隣接経済圏で消費されます.日本からの輸出では輸送費・納期・コストで間に合わないのです. さらに質問者は,国際経済は国家間競争の場であるということを忘れているのでしょう.例えば日本が保護貿易に動き輸出が滞れば,その分を韓国や台湾が得るでしょう.日本企業が発展途上国に工場進出しなければ欧州や米国の企業が進出し,日本企業は競争に敗れるでしょう. トランプ次期米国大統領は,米国内産業を守るために関税をかけると吼えてます.そのまま実行すると,中国や韓国,さらに日本の輸出産業はダメージをくらい景気が落ち込むでしょう.そうなると,今度は米国の輸出産業がダメージをくらいます. ありていに言うと,政府の保護がなければ生き残れない産業はゾンビです.国民はゾンビを飼い続けるためにどこまで負担を受け入れるでしょうか? 別の見方をすると,ほぼ完全自由貿易を行っているシンガポールは平均すれば5%程度の経済成長をずっと続けてます.
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ご回答ありがとうございます。 もちろん日本だけそうするとそうなりますし、ただむしろ中間所得層を守ろうとすれば工業は大事でしょうし。 TPPなど無批判で参加するのでなく、もちろん他国に働きかける必要があると思います。同じ悩みを抱えている国は多いのではと思います。 先端産業の保護など従来いわれているものにその国の社会の維持も加えて貿易理論が修正されれば、いいかと思いますが。 その点、検討の余地があるのではと思います。 自由貿易を推進自体は悪くないとしても、原理的にすれば市場の罠なども検討要かと。 どうなのでしょうか?
私は日本の治安の良さは民族的なことだけではなく、 豊かさだと思います。 そしてそれは何よりの価値です。 安心して暮らせることだけで価値があるんです。 食べ物は衛生的で水道水が飲めること。 付加値なんです。気づいてないだけで 価値なんです。 私はが住んでいたところは 比較的治安がいいところでしたが、 それでもスリやいろいろありました。 よく騙されたほうが悪いなんて おかしい考えだといった文言を 見かけますが実際そうです。 盗んだほうが悪いと自分の非を認めないほうが 呆れられます。 >日本はどうすべきでしょうか 政治家に好き放題使われてる限り、 手立てはないと思います。 税金払ってきたのに勝手に制度かえるし。 一人あたり数千万払ってきたんです、 年金削減します、消費税上がります、 なんて言っていまの人たちには 借金取りのように税金の取り立てするとは。 結局、なんの権限もなく 何を期待してもだめだってことが 分かりました。 私は小池さんになんの恨みも好き嫌いも ありませんが、いま揉めてますよね。 くだらない喧嘩してる人たちに政策など 言う気になりませんよ。 他の議員はいくらもらってるんでしょうか? 財政が苦しいならコストを減らすことは 普通の会社でもやっています。 日本がどうすべきかは国民の声が 届くならまだ張り合いがありますが ないでしょう。
お礼
いい部分まで平均に近づけたらだめですね。 ご回答ありがとうございます。
>それでは先進国といわれる国が第2次世界大戦前の状況に似ていってしまうように思えま 第二次世界対戦とまではなくても あり得ると思います。 >どのように関税して保護すべきでしょう? 真面目に考える必要があります。 アメリカやヨーロッパからの圧力分かりますか? アジア地域でトップの経済大国である 日本は無視できない部分もあると思います。 問題を現実視して政治的な配慮、 近隣諸国と経済を活性化してと アメリカは思ってるでしょう。 >たとえば日本ではどうすべきでしょう? 他国の大統領が引きぎみで 日本とどう接していいか分からないような 空気読めませんか? どうすべきと思われてるのは 日本かも知れません。
お礼
本当はヨーロッパもくるしいのでしょうね。 ご回答ありがとうございます。
- overthelight
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貧困層を減らす政策は関税だけではありません。ただ、国を不安定化させる貧困とは国外との格差ではなく国内の格差の問題と言う一面はあるかもでしょうか。
お礼
国内政策も何かあるかもしれません。 ご回答ありがとうございます。
- potatorooms
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日本の国内市場は規模は大きいですが、原資を海外からの利益に頼っています。 日本が保護貿易を始めた場合、この原資を失うため、国内市場そのものが縮小し、最悪、国民の総収入が今の四分の一辺りで縮小均衡します。 単純に考えると世帯収入が平均で四分の一になるわけで、これを容認するかですね。 太平洋戦争前はこの状況をよしとせずに大東和共栄圏という発想をとったわけです。 TTPって、一種の大東和共栄圏なわけです。 こと、日本に関して、いまの生活水準を維持したいのなら、という条件では、保護貿易はやっては行けない方向です。 ご質問者さんは、保護貿易の政策に、関税しか想定していないでしょう? それは日本が持たない国だからです。 禁輸も保護貿易の政策であることは念頭に置いた方がいいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 保護貿易の政策は禁輸、枠の設定、補助金など他にあるようですね。
補足
TPPなどはブロック的かもしれませんが、FTAはゲーム理論では協力的ともいえるかもしれませんね。 どの産業を保護するかなどもいろいろあるかはどうなのでしょうか?
お礼
防衛の観点はあると思います。 世界はずっと理想的な平和であるとは限らないかと思います。 ご回答ありがとうございます。