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WWII後のヨーロッパ社会の動きについて。
二次大戦後、米ソの超大国の台頭によって、ヨーロッパは以前までの地位が低下し、統合に向けた動きが見られました。 その後の… ECSC(1952)やEEC EURATOM(1958)、EFTA(1960)、EC(1967)、EU(1993)、EEA(1994)など、それぞれが組織されていった流れや組織の目的が理解が難しくてわかりません。教えてください。 また、アメリカ主導のOECDはヨーロッパの復興を支援していたのに、それとは別にヨーロッパ諸国自身でもそのような機構を組織していったということでしょうか? よろしくお願いします。
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回答No.1
私もあまり自信はないのですけども。 そもそも統合の動きは戦前からありました。http://www.tokai.ac.jp/spirit/archives/human/pdf/hs08/01_05.pdf クーデンホフ・カレルギーという墺と日とのハーフという人物が有名です。 第二次世界大戦がやはり大きな契機となっていることは間違いないでしょう。第一次の時もでしたが、ルール工業地帯の石炭資源の存在が戦争の原因の一つだったということから、石炭を共同管理しようとしたのがECSCです。 それを経済全般に拡大したのがEEC、さらに政治まで拡大したのがECで、連邦国家に近い形まで持っていったのがEUです。 他に軍事機構としてWEU(西欧同盟)がありましたが、ほとんどNATOの影に隠れて機能していませんでした。このあたりは経済のOECDと近い関係なのではないでしょうか。要するに米国が主導権を取りたいということです。 いずれにせよ冷戦期は、ソ連を中心とする、WPO(ワルシャワ条約機構軍)やコメコンとの対立があったからでしょう。