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摂政
近頃、摂政した人たちってどんなんだったんだろう、と気になります。 王様ではないけど、政治は主導的に行えた立場ですよね。 小説(ある程度フィクション)でも、歴史の本(資料的なもの)でもいいので、なにか勉強したいなあ、と。 そこで、あなたが好きな摂政、魅力的だと思う摂政について教えてください。よければどうして好きなのかも。(好きでなくても興味が持てる、でもいいです) もしくはある摂政個人について、あるいは摂政と言う立場について、歴史素人でも取っ付きやすいおすすめの本などあれば教えてくださると助かります。
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わが国でしたら「藤原道長」などが面白いと思います。 彼の場合「望月の欠けたることもなしと思えば」の歌で知られる、藤原氏全盛の人物で、後一条天皇の外祖父として摂政になり権力を振るった人物ですが、意外なことに道隆、道兼という兄がおり、本来は正嫡とは言いがたい生まれです。 そういった同族間の本流になったのは彼の卓越した政治手腕ですし、藤原氏が天皇家に絡みつく蔦のような存在になったのも彼の人生を追うことでよく分かりますよ。 また時代は下がり、摂政的な役割をした人物に田沼意次とライバルの松平定信がいますが、従来は賄賂を貰って便宜を図る悪人田沼に精錬潔白な定信という図式で考えられてきましたが、商業主義に合わせて政治の舵を切った経済通の田沼、時代錯誤の保守派の巨頭が定信という対比も出来て、この2人の対比も面白いです。 外国ですとドイツのヴィルヘルム1世。 彼より鉄血宰相ビスマルクや名将モルトケの方が有名ですが、ヴィルヘルム1世も兄フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の摂政として政務を見ていた時分はガチガチの保守派だったのに、兄の跡を継いで国王になると協調路線をとり、ドイツを列強に押し上げますが、その過程は勉強になります。
- junt
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最近摂政だった人というのは、昭和天皇で皇太子時代(21才から)に大正天皇の摂政を務めていました。 それで、大正天皇が逝去されて、昭和天皇が自ら政務をとられるようになった時には、元老の西園寺公望を除けば、昭和天皇以上に政治の表裏(どの内閣がどんな理由で潰れたかとか、軍部の状況等々)に通じている人はいませんでした。
お礼
回答ありがとうございました。 質問の仕方が悪かったので、すみません。古今東西問わず、摂政で、ということです。 でも灯台もと暗し、というか。そうだったんですね。 大正天皇も興味深い人物ですね。正当に評価されてないかもしれない天皇、という意味でも。
- ipa222
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広い意味で、影のリーダーだった人という意味でしょうか? 一番強烈だったのは、北条時政、義時でしょう。 神輿にのせた頼朝(?)、頼家、実朝を殺してしまうのですから。 魅力的なのは聖徳太子でしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。 そうですね。影のリーダー、という意味で。 聖徳太子は「隠された十字架」なんかもおもしろかったですね。
お礼
回答ありがとうございます。 まさに知りたいことを知りたい形で答えていただいた、という感じです! 分かりやすく回答してくださってありがとうございました。 世界史は中学までしか勉強しておらず、西洋史は真っ暗なので、ドイツの例を挙げてくださったのが特にためになりました。