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高校生にお薦め 名作恋愛小説
私は高校1年生の女子です。 先日の高校の授業で、先生に、 「高校生のうちは歴史的に有名な名作を読むといい。特に恋愛小説が良い。」 と言われました。私も普段は小説など読まないのですが、近頃は興味を持っていて、読んでみたいと思っています。 ですが、どの本を読んだら良いのか見当がつきません。 なので、皆さんが高校生にお薦めの名作と言われる恋愛小説を教えてください!! よろしくお願いします。
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- YuiYui_Ara
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”歴史的に”有名な名作というと定義が難しいですが、 ”歴史的に”を、”末永く語り継がれ、読み続けられる”と意訳すれば、 「こころ」夏目漱石 著 です。 恋愛小説ですが、人間の業や、不完全な存在としての悲しさが描かれています。 下手なホラー小説よりも、怖さを感じます。 この世の中で、最も恐ろしいのは、 地震や原発、鉄砲や原爆、幽霊などではなく、 それは、人間の「こころ」だと気付かされます。
- d-drop
- ベストアンサー率22% (214/938)
こんにちは。 私が高校時代に読んで、胸熱くしたものを。 『風立ちぬ』堀辰雄。 主人公は、肺結核に罹った婚約者の付き添いで、高原のサナトリウム(結核専門療養所)にいくことに。 とても美しい小説です。 『それから』夏目漱石。 友人の奥さんを愛してしまった主人公、友情と義理か愛か。ちょっと長いけど、一気に読めます。とてもドラマティック。 これに限らず、漱石は、三角関係を書き続けた作家です。で、 『こころ』夏目漱石。 も、そう。好きな人を、親友も好きなことを知ってて、ひそかにプロポーズしてしまいます。そして、親友が自殺……。 愛する人を得るのと引き換えに、罪悪感を負いつづけなければならなくなった人の話。 『嵐が丘』エミリー・ブロンテ。 もう既出ですが、やはりいい。激しい。 『紅楼夢』曹雪芹。 中国の源氏物語。ちょっと長い。清時代だから、日本の江戸時代くらい。私は、こちらの方が面白い。源氏だと古すぎて。 『狭き門』『田園交響楽』アンドレ・ジイド。 これも恋愛小説の代表作。 『浮生六記』沈復。 この、巻一がおすすめ。 中国文学随一の仲がいい夫婦。 とりあえず、思いつくままに。
- leaf0064
- ベストアンサー率27% (8/29)
個人的にお薦めなのは, パウル・ハイゼ『片意地娘(ララビアータ)』岩波文庫 です. この岩波文庫版には,他3編の話も出ています.それぞれに恋愛小説です. お薦めっていうより,私がこの作品群が好きなんですが.
- dido
- ベストアンサー率24% (157/641)
題名と 作者だけ 挙げますね。^^ ● 『ジェーン・エア』 C・ブロンテ ● 『嵐が丘』 E・ブロンテ ● 『風と共に去りぬ』 M・ミッチェル ● 『ダーバヴィル家のテス』 T・ハーディ ● 『ボヴァリー夫人』 G・フローベール ● 『十二夜』 W・シェークスピア ● 『エロイーズ -愛するたましいの記録』 G・ブーラン ● 『蜻蛉日記』 藤原道綱の母 ● 『とわずがたり』 瀬戸内 寂聴
- souziki
- ベストアンサー率24% (116/482)
あ、同い年。 オー・ヘンリーなんてどうでしょう。 短編作家なので、とっても読みやすいですー。 岩波文庫などで出てお手軽です。 ちなみに、オー・ヘンリーの恋愛短編としては「賢者のおくりもの」が有名。 かわいいですー! サスペンス風だったり切ないものだったり、いろいろあるので傑作集や短編集で買った方がお徳ですー。 ちょっとズレますけど、レオン・ガーフィールドの「見習い物語」 恋愛要素もあったり。短編集みたいな感じなので読みやすいかな? 18世紀のロンドンの裏通りが舞台です。 この作品からシャーロック・ホームズなんかに入っていくのもいいですよ。 少し重いけど、ルイザ・メイ・オルコットの「若草物語」 年代が同じだし、女の子です。 当然、恋愛もあったり。 純文学ですわ……。 シェークスピアの作品もいいかも。 「夏の夜の夢」は駆け落ちモノだったハズ! ちょっと暗いけど、恋愛要素はありますよー。 ハムレットだってそうだったし、ロミオとジュリエットはあまりにも有名ですね; ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」 最後の方に恋愛があったように思うのですが。 泣けてくるほど悲しい作品です。 大晦日なんかで演劇してませんでしたっけ?(何 孤児つながりでジーン・ウェブスターの「あしながおじさん」やL.M.モンゴメリの「赤毛のアン」なんてどうだろう。 大学生までの家庭がかかれています。こっちはすっきりしたライト文学。 当然、恋愛ありーのイジメありーの(w キャンディ・キャンディというマンガの原作なんだそうな。 ちょっと硬いけど、「三銃士」で有名なアレクサンドル・デュマもいいですよー。 復讐劇の「モンテ・クリスト伯」(岩窟王) 娼婦と青年の悲恋「椿姫」 今で言う所の戦隊モノw「三銃士」(ダルタニャン物語) ちなみに、三銃士は元はエロなんだそうです。うわ。 A.A.ミルンの「クマのプーさん」でお口直しでも如何でしょう。 日本でいくなら「源氏物語」などは? 少しエロすぎですが、井原 西鶴の「好色五人女」なんかは悲恋です。権力闘争、女の嫉妬、身分違いに老いと若さ。 先にマンガなどでさらっと読んでからといいかもです。 お手軽に名作の雰囲気を味会うなら、オペラや歌舞伎の簡単なあらすじを読むのもいいです。 基本的に、どれも恋愛です。だって今で言うドラマの台本ですからねー。 そりゃあ、面白く、っていうところがありますぜ。 能はちょっと意味不なところがありますが、狂言はいいかもです。 いってみればCMみたいな感覚だそうなので。 世界文化社の出版 「あらすじで読む○○50」 (○○の中は歌舞伎とか文楽とか能とか) だと、さくさく読めて楽かもです。 ではー。
「悲しみよこんにちは」フランソワーズ サガン 「青い麦」コレット 学生時代に読んでドキドキした思い出があります。 どちらも主人公はまだ10代ですが、なかなか恋愛に対して 非常に早熟なので(今はこれぐらいが普通かも…(^^ゞ) 当時、オクテだった私はかなり戸惑いましたけど 若さゆえの残酷さ、恋への戸惑いなどが繊細に描かれている 名作だと思います。どちらも新潮文庫です。 日本の小説では山田詠美の「ぼくは勉強ができない」が 良いのではないでしょうか。多分、高校生は共感できる内容 だと思います。大人でも充分共感できますけどね(笑) http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19698812
- ysk26
- ベストアンサー率36% (135/367)
「歴史的に有名な恋愛小説の名作」といえば、フランス文学は外せないでしょう。 フランス文学というと小難しく聞こえるかもしれませんが、「難解」というのとは全然違うので、へんに構える必要はありません。 翻訳によっては古風な文体などに慣れるまで少し抵抗があるかもしれませんが、なにせ「名作」なのでいろいろな翻訳が出ていますから、自分の好みの訳者を見つけてみるのも一興。 「舞姫」や「たけくらべ」なんかよりはよっぽど読みやすいですよ。 (文章は、という意味です。「舞姫」「たけくらべ」ももちろん名作中の名作です。あと、心配しなくても3年生になれば「舞姫」は教科書にはまず載っています) 前置きが長くなりましたが、高校生にオススメのものを3作品、オススメ順に挙げます。 (1)「椿姫」(デュマ・フィス) オペラや劇でもおなじみ。恋愛小説の世界的名作としてぜひおさえておきたい。 (2)「谷間のゆり」(バルザック) 恋愛小説の古典。 (3)「マノン・レスコー」(アベ・プレヴォ) 恋愛小説の最高峰。 (1)(2)は私も高校生のときに読んで感動した作品です。 (3)も高校生のときに読みましたが、いまいちピンときませんでした。やや上級かもしれません。
- korodon
- ベストアンサー率52% (73/138)
たびたびすみません。重要なものを忘れていました。森鴎外「舞姫」これはお勧めです。 それから、私が回答を書き始めた時には#1しかなかったので、#2の方が「痴人の愛」を勧めていることを知りませんでした。決して#2をみてけちを付けた訳ではありませんので、ご理解ください
- korodon
- ベストアンサー率52% (73/138)
高校生ですと既に読んでいるかもしれませんが、 「赤毛のアン」シリーズの「アンの結婚」「アンの幸福」など。子供時代アンが成長して恋愛、結婚、と一人の女性の成長物語ですので、飽きずに読めると思います。 あと、若草物語を書いたオルコットの「八人のいとこ」、樋口一葉「たけくらべ」も高校生女子にはお勧めです。 「名作」「恋愛」で私が好きなのは谷崎潤一郎の「痴人の愛」「春琴抄」ですが、高校生の時は「恋に恋する事にワクワクする」ような少女でしたので、この感覚は受け入れることができませんでした。上に挙げた「赤毛のアン」や「八人のいとこ」は「とにかく読んでごらん。損はしないから」と強く勧められますが、谷崎潤一郎は「読まなきゃ良かった」と思われる可能性もあるので難しいです
- macchan2
- ベストアンサー率18% (79/426)
「痴人の愛」谷崎 潤一郎 高校生に勧めたら、世間から叱られそうな、しかし名作と誰もが認める作品です。(ただし、これを「恋愛」小説と言うかどうかは、読む人によって意見が違うかも。) 「電車男」 これは、ごく最近の作品です。歴史的に有名という意味からは首を傾げられるかもしれませんが、個人的にはすごく好きな、素敵なお話です。というか実話です。
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