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徒然草の丁寧語
今49段をやっているのですが、その中に「禅林の十因に侍り」という部分があります。本文全体をみて、どうしてここだけ「侍り」と丁寧語が使われているのか疑問なのです。徒然草全体ではどういう使われ方をしているのでしょう?そこに兼好のどんな意志があったのかも気になります。 細かい事ですが、ご意見をお聞かせください。できればなるべく早めに 回答願います・・。
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noname#14748
回答No.1
「侍り」という丁寧語を、特別の箇所だけに使って、他の場所には使わないという方法は、時代が違いますが芭蕉の紀行文(たとえば「奥の細道」)にも行われています。 現代人の感覚からすれば、「使うのなら、すべてに使え」と言いたいところですが、筆者が 、平安期の「侍り」の使用法を真似て「雅文」の感じを出すために使ったのであろうと言われています。どんな場合に使うか、規則性はないようです。