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屋上緑化の保水剤

屋上緑化を計画中です。保水ゲルを用いるかどうかで悩んでいます。 パーライトとピートモスの混合土壌に保水ゲルを0.5%w/v程度混ぜ込もうと思っていますが、保水ゲルは膨潤しすぎて扱いにくいとの噂を聞きました。また、保水効果も宣伝されるほどには期待できないとのこと。 実際に使用された経験がある方、いらっしゃいましたら御意見をお聞かせください。アドバイスよろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.2

No1です。実は私、屋上緑化工を施工した経験があります。 質問の通り、保水効果はほとんど期待できない、に尽きると思います。当然、効果ゼロではありませんが、無視できる程度といったところでしょうか。 何をもって屋上に水を溜め込むことに意義があると感じているのか分かりませんが、例えば気化熱によって建築物の熱上昇を抑える効果を期待しているのであれば、植物や生育基盤などではほとんど効果がありません。実は、同時に設置する断熱材等の資材が最も効果があることが分かっています。また、大量の水や植物によって修景、断熱が達成できたとしても、電気代がものすごくかかることが見落とされがちです。つまり、屋上まで揚水するための電力費用です。 個人的な考えですが、屋上緑化はヒートアイランドなどの改善効果を期待するものではなくて、都心のオアシス(心のオアシス)的な効果を期待すべきものだと思っています。

回答No.1

規模、費用、生育させる植物種などによって屋上緑化の方法が大きく異なります。例えば、屋上全面に木本植物で緑化したいと思うと、30cm以上の生育基盤が必要となるため建築物の耐荷重の問題があります。また、草本植物での緑化なのか、セダムなどの乾燥に強い植物での緑化なのかによっても必要な水分条件が大きく異なります。カネをかけて、厚い生育基盤を造成すれば保水材はいらないでしょう。ただし、荷重の問題があります。一般的には、天水のみでの緑化は困難です。つまり、保水材うんぬんより定期的なかん水が必要となるでしょう。

raakichi
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 保水剤の使用により灌水頻度が軽減される効果が期待できるのではと思っています。また、屋上緑化は水を屋上に溜め込むことに意義があるのだろう、との考えから生育基盤の保水力を高める効果があるのなら、それだけでも意味があるのではと考えました。 ただ、実際にはあまり保水剤は使用されていないようで、どうしてなんだろうと。施工面、管理面で不都合な点があるのか、ご存じないでしょうか。

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