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スナゴケと屋上緑化について
屋上緑化とヒートアイランドについて勉強しているものです。 屋上緑化にスナゴケという苔が使われると聞きました。 調べてみると保水性が良いとあるのですが、保水性が良い=蒸散量が少ない=温度低減効果は期待できない、となると思います。 苔を扱って屋上緑化施工を行っている会社をみると、ヒートアイランド現象の温度低減効果が期待できると記載されているところもあります。 本当に温度低減効果に期待できるのか迷っているので知恵をお貸しください。お願いします。
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保水性が良い=蒸散量が少ない=温度低減効果 ではなく 保水性が良い=長期にわたって水を保つ=長期にわたって蒸散型も保てる ということになります。 通常の地面に水をまいても、数分とか一時間もたてば、水が無くなり 蒸散行動がなくなります。 ここからは仮定が多いですが 三日に一回雨が降る スナゴケは三日間保水する ならば、ずっとスナゴケは蒸散、つまり気化熱による温度低減効果を保つ。 となります。
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- dragonpony
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回答No.2
正確には保水性と云うより貯水性と云うべきでしょう。スナゴケは貯水と乾燥を繰り返す優れものです。セダム類は高温になると保水したまま気孔を閉じますが、苔類は乾燥するまで蒸発散します。その後、乾燥した苔がしぶとく生き残ることはよく知られています。潜熱というメカニズムを考察すると苔のヒートアイランド緩和効果は疑う余地はありません。国土全体の水涵養という観点に立つと、乾燥状態と湿潤状態で20倍の重量比があるといわれる苔は粗末に出来ません。