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漢字の簡略化について
戦後GHQは日本の漢字についてなぜ簡略化を指示したのですか?既に明治~昭和初期までの教育実績もあるし簡略化に何の意味があるのですか?アメリカ人が読むのじゃないからよさそうなもんですけど。
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ややうろ覚えで恐縮なのですが、作家の丸谷才一氏によると(どの著作であったか失念してしまいました)、GHQによる国語改革は、「漢字が難しいので簡単にしなければならない。それに難しい文字ではタイプライターなどが使えないなどの弊害があるのだから、漢字数を制限して、難しい漢字は新字をつくって簡単にし、仮名づかいを変え、送り仮名の方法を変えるべきだ」というものであったされ、そこから日本語のローマ字表記への変更論が登場したという内容であったと思います。 国語改革の詳しい経緯については、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://ja.wikipedia.org/wiki/ で「歴史的仮名遣」を検索し、参照してみてください。
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- monkshood
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GHQの指示というより、国文学者の意見からでしょうね。 もともと、明治時代に諸外国との外交が開始されると、日本語が特殊な言語形態をとっていると言う認識が知識人のうちに広まり、欧米諸国と対等に渡り合うには、文字表記や文法を変える必要があるのではないか?という議論が起こされるようになりました。 政府もその時流に乗り、漢字の使用制限(常用漢字)を行い、いずれは漢字を廃止しようとしていたようです。 連休中なので詳しい資料が手元にありませんが、いまだに文部省にはそのために発足した部署(現在は漢字廃止のための仕事はしてない)が残ってたとおもいます。 ですから、戦前からそういった動きがあり、戦後の教育改革のドサクサに改めて施行させたというのが実情ではないでしょうか。 下記紹介サイトに漢字廃止論のおおまかな事が載ってますのでご一読を。
- lability
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はじめまして。 私がやっているブログに、かつてこの問題を書いた事があります。 ブログですから、それほど詳しくは書いていませんが、どうぞご覧ください。