返済済み前払い費用
返済済み前払い費用
いつも、回答ありがとうございます。
当社は、法人の会社です。
今から、約30年前に、マンションの新築をしました。
建物価格は、およそ
100,000,000円
です。
建物を購入するのに、建築代金を現金で用意することが、できないので、借り入れローンを組みました。
借り入れ期間は、
40年です。
土地は、借り入れしないで、所有していました。
融資会社は、融資の条件として、
土地建物に抵当権を設定しました。
また、万が一返済が、滞って、返済ができないときのために、
保証会社を設定しています。
保証会社を設定するために、
金銭消費貸借契約時に、
前払いで、一括して、保証料を収めています。
また、建物が、火災で、消滅して、担保力が、無くなることを融資会社が、心配して、火災保険に加入しています。
もし、火災で、建物が、全焼して担保力が無くなると、火災保険金が、支払われて、優先して、融資金額の返済に充当します。
金銭消費貸借契約の時に、一括して、前払いで、保証料と火災保険料を収めて、残りのお金を融資するようにしているのです。
経理上は、一括して先払いした火災保険料と保証料を
前払費用で、
計上して、毎年、40分割して、経費にしています。
このようにして、月々のローンの返済をしていきますが、過去に何回も繰り上げ返済をして、最初予定していた返済期間を短縮して
5年ほど前に、
返済を完了しています。
融資会社、保証会社、火災保険会社に、とっては、すでに、必要なお金を前払いで、もらっているので、当社の内部の経理が、どのように処理されようが、融資会社、保証会社、火災保険会社に、とっては、関係の無い話になります。
当社の経理上では、借り入れの返済が、終了した今でも、前払費用を少しずつ毎年、経費に落とし続けています。決算伝票に記入ています。
借入金は、繰り上げで返済しているので、もはや、
前払い費用を
毎年、経費として、計上する意味がありません。
ローンは、完済しているので、保証料は、必要ありません。
火災が、発生した時に、建物を保全する火災保険料も必要ありません。
火災保険料は、融資会社の安全のためであり、融資が、完済すれば、火災保険は、無効です。
●Q01. 残りの前払費用を一括して、経費に計上して、残った前払い費用を償却してしまってよろしいでしょうか?
残った前払い費用は、約250,000円です。
毎年、経費にする保証料は、 約50,000円
火災保険料は、約20,000円
です。
経費が、一時的に増えて、経常利益が減ると、納税額に影響があります。
●Q02. ローンの支払いが終わっているので、年によっては、経費として、上げず、償却しないで、翌年に持ち込んでもよろしいでしょうか?
経費として、計上しないとその分、経常利益が増えて、納税額に影響があります。
前払い費用は、いつの時点かで、経費になるので、遅く経費になるか早く、経費になるかで、総額は、同じです。税務署にとっては、損得無いように思えます。
●Q03. ローンの支払いが、終わっている以上、残りの前払費用は、いつでも、気に入った時に、好きな金額を経費にしても良いのではないかと考えますがいかがでしょうか?
経理にあまり、詳しくなく、初期的な質問かも知れませんが、よろしく教授方お願いします。
また、記載内容などに間違いがありましたら、ご指摘をよろしくお願いします。
敬具
お礼
ご回答ありがとうございます。 10%とか3年の時限立法とかキーワードが一致しますので多分この税制のことであろうと思われます。 非常に助かりました。 重ねて御礼申しあげます。