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以下の文章の言いまわしについてアドバイス下さい

以下は天声人語の英訳版からの引用[*1]ですが、構文的によく分からない所がありましたので、教えてください。訳に関しましては何となく分かるのですが...。 as if 以下のところです。またこのような修辞の例を知っている方がいらっしゃいましたら併せて情報を下さい。お願いします。 The methods used in a series of fraud cases recently exposed at the Foreign Ministry are amazingly similar to one another. It almost looks as if somewhere there were a manual on how to raise off-the-book funds and everyone there was following it to the letter. 外務省の一連の不祥事は、どれも驚くほど手口が似ている。「裏金づくり」の手引書がどこかにあって、皆それを忠実に実行しているのではないかと思われるほどだ。 [*1] 出典: Asahi.com mailing Listより:9/11号 ---------------------- [補足] [[個人的解釈]] somewhere there were a manual on how to raise off-the-book funds --> soewhereが副詞で、文章全体にかかる。どこかに(sonewhere)、...がある(<-->there is ...) everyone there was following it to the letter -->こちらがしっくりこ来ない

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

>このような修辞の例 私も質問者の方の疑問の核心がわかり、少し感動してしまいました. この修辞は、日本語を母語とする英語学習者である私、にとって、やはりしっくりきませんでした. このような修辞の例が他にあったら私も知りたいし、そのような修辞がネイティブライターの間でどのような評価を受けるものなのか、を知りたいと思いました.(低い評価を受ける修辞なのかなのか、高い評価を受ける修辞なのか.) 私の個人的予想では、これは、文学的表現を装って深みを出そうとしがちな、マスコミ特に散見されがちな修辞で、本来の深みのある文学的修辞になれた年長者には軽薄として嫌われる種の修辞ではなかろうか、と「予想」はします.が自信はありません.特に文法構造の勉強をしたものには、文法構造の対応がないのにあるかのごとき「装い」がひっかかると思います.書き手としても、その点で、やっぱりかえって馬鹿みたいだからやめとこう、と思う人もいるのではないか、という修辞にも見えます. 逆にこれは近年のごく自然な修辞だということであれば、その事実を知りたくもあり、質問者と現在疑問を共有している気分です. この修辞の特徴は、(1)文法構造は対応していない (2)それなのに一見文法的にも対応しているかのごとき「装い」だけは持っている (3)音韻は対応している だと思います.気になるのは(2)の部分で、(2)の特徴を持つ修辞というのはなんか気になる、というのが日本人の自然な感性ではないか、と思ったりします. 蛇足ながら何を言っているのかを説明すると、最初のthere were は「there+be構文」であり、次のthere wasは 「"場所の副詞there"+"everyoneの動詞としてのbe"」であるとの解釈を踏まえての発言です. 面白い質問で楽しみました.他の方のご意見も聞きたいです.

その他の回答 (12)

  • artist0
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回答No.13

念のため、somewhere there をひとかたまりとみなした場合の 訳をつけておきます。 「外務省のどこかに裏金づくりの手引書がある」 2つの解釈は、文体上は大きく異なるのですが、 内容としては「どこか」と「外務省のどこか」の違いしかありません。

  • artist0
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回答No.12

No.11に関して。 なるほど、納得です。 わざわざあえて「動詞の形」を一致させなかったことには、 私も疑問を感じました。

回答No.11

NO.5 の訂正: 「時制」という言葉は不正確だったので「動詞の形」に訂正します。 私も there were a manual と everyone there was はどちらも仮定の話と思ってますが、「なぜ everyone there were にしなかったのだろう?」ということを書いたつもりです。

  • artist0
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回答No.10

>there were a manual と everyone there was の時制が揃っていません。 there were a manual が仮定法過去で、 everyone there was が直説法過去だと言いたいのだと思いますが、 everyone there was following it to the letter. の it が前出の manual を指す限り間違いなく これは仮定法です。

  • artist0
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回答No.9

すでに指摘されているように、 as if (somewhere there were ~) and (everyone there was ~) という構造ですが、 まず後ろのほうは、「外務省の連中は皆~」で問題ないでしょう。 >everyone there の解釈についてですが >everyone at the Foreign Ministry ととると外務省の人が >全員「裏金作り」をしているような印象を受けますが という意見もありますが、 全体では「まるで~かと思われるほどだ」という内容であり、 しかも仮定法が用いられています (仮定法は可能性が極めて低い事柄を表します。) ので、むしろ「外務省の人が皆裏金作りに関与している」 としたほうが、適当でしょう。 さて、somewhere there were a manual(以下略) のほうですが、 確かに there is 構文 there were a manual somewhere の somewhere が前に出たとも考えられます (ただし、前に出た理由は不明) が、別の解釈も可能です。 その別の解釈と言うのは、somewhere there を一つのまとまりとみなす解釈で、 「外務省のどこか」という意味になります。 こう解釈すると、somewhere there と everyone there の構造が一致します。 

  • pfm
  • ベストアンサー率39% (292/737)
回答No.8

#1の方と同意見です。andやorでつながるのは同じ形の文ですから以下のように解釈が可能かと思います。 as if (somewhere there were ー funds) and (everyone there was ー letter). まるでどこかにーがあるかのように、そしてまるで誰もがーのようだ。

noname#1350
noname#1350
回答No.7

everyone there was following it to the letter -->こちらがしっくりこ来ない everyone there の解釈についてですが everyone at the Foreign Ministry ととると外務省の人が全員「裏金作り」をしているような印象を受けますが(日本語では漠然と「皆」となっている)、それは言い過ぎではないかと思います。 私は位置的にも近いsomwhere「どこか」を指すと考えます。「裏金作り」関与しているのは外務省内の一部の人で、「その人たちがどこかで手引書を隠しており、その隠し場所でその人たちみんなが裏金作りをしている」ととります。 to the letter についてはmaizuruさんの指摘されたとおりでしょう

noname#1350
noname#1350
回答No.6

somewhere there were a manual on how to raise off-the-book funds --> soewhereが副詞で、文章全体にかかる。どこかに(sonewhere)、...がある(<-->there is ...) somewhereが強調のために前に置いたのは事実ですが、もし本来の語順 there were a manual on how to raise off-the-book funds somewhere にすると、somewhere はbe「ある」ではなくraise「水増しする」 を修飾すると 解されて「裏金をどこかで水増しする方法」という意味になってしまう。それで 前に置いたと考えられます。

回答No.5

これは、修辞ではなく、単純ミスだったという見方はいかがでしょうか。 1. everyone there の there は意味的に不要です。原文にもありません。 2. there were a manual と everyone there was の時制が揃っていません。 という理由から、次のように推測してみました。 翻訳者は everyone の動詞に迷ったので、とりあえず were was と書いておいた。 校正者は勘違いして there was と直してしまった。 責任者はざっと読んで「まあいいんじゃないの」と OK を出した...

  • maizuru
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回答No.3

ご質問の第2文の構成はNo.1の方ご指摘のとおりで、また、受験英語でよくやった as if 構文ですね(He looks as if he were a doctor)。 somewhere は「強調の意味合い」には賛成しますが、「そんなものはどこにもない」ことを強調ではないと思います。「(マニュアルが)どっかにあるんではと思ってしまう。でも、そんなこと有り得ないはずで、あってはならないこと」という思いがは反映されている、でしょう。 everyone there の there は Foreign Ministry で、it はもちろんmanualです。つまり everyone at the Foreign Ministry was following the manual ... です。 to the letter は決り文句で「文字通りに」「正確に」というような意味で、他の表現にすると exactly (to a T という表現もあるようですが)などで置き換えられます。 ですから following it to the letter のところが「それ(it = manual)を忠実に(to the letter)実行している(following)」に相対しています。

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