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Σ計算と意味
Σa=sa k=1からsまでで この問題でなぜsaとなるのですか?kはどこに行ってしまったのですか?kとsとaは変数ですか?それとも定数ですか?これはどういう意味をしめしているのですか?だれか教えて下さい。 Σ10=100 k=1から10までで、 この問題もなぜこうなるのか わからないので教えてください。
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ご質問は、次の意味だと思います。 ------------------------------- Σ[k=1 to s] a という式が書いてある。 ※[k=1 to s]は、Σの下にk=1、Σの上にs の意味。 これを計算すると、s a になる。計算には、kを使わない。では、kは何のために書いてあるのか? ------------------------------- まず、基本から説明します。4枚のカードがあるとします。カードに1番、2番、3番、4番と番号をつけます。それぞれのカードには、数が書いてあります。書いてある数は次の通りです。 1番→15 2番→8 3番→21 4番→6 カードの番号を表わすのに、kという文字を使うことにします。たとえば、k=2だったら、kは2番のカードを表わします。 カードに書いてある数字を表わすのに、A(k) という記号を使うことにします。 ※実際は、カッコに入れないで、Aの右下にkを書くのが普通です。 すると、4枚のカードは次のように表わされます。 A(1)=15, A(2)=8, A(3)=21, A(4)=6 -------------- さて、ここで、4枚のカードに書いてある数を合計します。 15 + 8 + 21 + 6 = 50 もちろん、この式で正しいです。しかし、この式は不便です。カードは実際は100枚かもしれないし、1億枚かもしれません。書いてある数字もいろいろ変わります。そんなときでも使える和の記号が発明されました。それがΣ(シグマ)です。 4枚のカードの数を合計するのは、 Σ[k=1 to 4] A(k) = 50 こう書きます。Σの下にk=1と書くのは、「カードの番号をkで表わす。カードの番号は1番から始まる」という意味です。Σの上に4と書くのは、「カードの番号の最後は4番」という意味です。A(k)は、k番のカードに書いてある数を表わします。これなら、1億枚になっても Σ[k=1 to 100000000] A(k) と書けばいいし、カードの枚数がわからなくて、枚数を s 枚とするときは Σ[k=1 to s] A(k) と書けばよいのです。 ---------------------- カードの番号を表わす文字は、kでなくてもかまいません。たとえば、tを使うと Σ[t=1 to s] A(k) このkとかtは、カードの番号を表わすのに一時的に使う変数です。合計ができたら、役目は終了です。合計の結果にkやtは含まれません。もし、合計にkやtが現れたら、計算間違いです。 ------------------------ 次の式を考えます。 Σ[k=1 to 4] (k + 3) これは、1番のカードには4, 2番のカードには5,というように番号に3を足した数を書いてあるという意味です。答は 4+5+6+7=22となります。 ---------------------- ご質問の、 Σ[k=1 to s] a この式は、1番からs番までのカードがあって、全部のカードに同じ数 a が書いてある。その合計を求めよ、という意味です。 1番からs番までだから、カードはs枚あります。書いてある数は全部aだから、合計は s a です。 計算にkは使わないのですが、それはたまたま全部のカードが同じ数だからです。 -------------------------- k, s, a が変数か、という話ですが、すべて変数です。しかし、kは変数といっても、他の変数とは意味が異なります。s と a は、別のところで定義されるはずの変数です。たとえば、s=24, a=75になりました、合計を求めてください、という具合です。 kは違います。kは、合計するときだけに現れます。最初はk=1, 次にk=2と変化していきます。合計が終わったら、kは役目を終えて、消えてしまいます。「kさんを呼んできて、番号を数える係をさせる」という感じです。
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- shkwta
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No.3補足への回答です。 Σ[k=0 to n+1](k + 1)(k + 2) これは、 k=0のとき (0 + 1)(0 + 2) k=1のとき (1 + 1)(1 + 2) k=2のとき (2 + 1)(2 + 2) ・・・・ k=n+1のとき (n + 1 + 1)(n + 1 + 2) これ全部の和です。 --------------------- 別の例で、たとえば、 Σ[k=-8 to -3](k + 1)(k + 2) このように書いたら、 (-8 + 1)(-8 + 2) (-7 + 1)(-7 + 2) ・・・ (-3 + 1)(-3 + 2) の総和です。 つまり、kがどこからどこまでかがはっきりしていればよく、k=1から始まっている必要はないわけです。 ---------------------- 別の例です。 Σ[k=0 to 10] 10 この答えは110 です。0番から10番までで、10が11個あるからです。 Σ[k=-4 to 9] 10 この答えは140 です。-4番から9番までで、10が14個あるからです。
お礼
有難うございました
- shkwta
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No.3です。 真ん中あたりの、下記の部分を訂正します。 カードの番号を表わす文字は、kでなくてもかまいません。たとえば、tを使うと Σ[t=1 to s] A(k) → Σ[t=1 to s] A(t)
お礼
有難うございました
- juunishichou
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Σ[k=1,s] a でkはどこに行ってしまったの?ですが、こう考えてみてはどうでしょう。 Σ[k=1,s] a+k*0 =Σ[k=1,s] a ですから、 a+0+a+0+a+0+a+0+a+0+a+0+a+0+...a+0 =a+a+a+a+a+a+a+...+a ↓ aがs個 =sa となると考えれば簡単だと思います。
お礼
ありがとうございました。
- sugarface
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まず、Σ10=100(k=1から10) 意味は 10+10+10+10+10+10+10+10+10+10 (10個) ですから、答えは100です。(簡単ですね) 同様に Σa=sa(k=1からsまで) a+a+a+...+a+a+a(s個) よって答えは sa です。
お礼
ありがとうございました
- marth
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基本的に、Σは数列の和を表すものです。 従って、Σの下にk=1、上に10とあった場合は、数列の第1項から第10項までの和を表すことになります。 次に、Σa_k(_kは下に小さく書かれた「k」という意味/Σの上下は省略)と書かれていた場合、足し算している数列はa_kであることを表しています。kは数列の一般項の変数としての意味があるのです。 (数列の一般校は「a_n=・・・」とnの式で書かれますが、この n は与えられた数というイメージが強いので、この場合にはあまり使われません。) その意味で、k は変数といえるでしょう。また、s は与えられた数、a は本来は数式の一般項を意味します。ただし、今回の場合は定数です。(その辺は、その式が出てくる前の文章をお読みください。) さて、問題の式Σaですが、これは、どの項も定数 a である数列を意味しています。したがって、その数列の項を第1項からを第 s 項まで足すと、単純に sa となるのは分かりますでしょうか。 これを、Σ_{k=1}^{10} 10 = 100 (Σ_{k=1}^{10}は、Σの下に「k=1」、上に「10」と書いてあるという意味)で考えれば、どの項も10である数列の第1項から第10項までを足した和という意味ですので、上のΣ_{k=1}^{s} a = sa と同様の理由でこのような計算になるわけです。 Σは数列の足し算をしていると思えば、とりあえずは問題はないでしょう。
お礼
有難うございました
補足
「Σの下にk=1、上に10とあった場合は、数列の第1項から第10項までの和を表すことになります。」 とありますが、問題集でΣ(k+1)(k+2) k=0からn+1という問題がありました。この場合数列の第0項から第n-1項までの和ということになるのですか?第0項は存在しないよな気がするんですけど、この場合どうなんでしょうか?
お礼
有難うございました
補足
問題集でΣ(k+1)(k+2) k=0からn+1という問題がありました。この場合0番からn-1番までの和ということになるのですか?0番は存在しないよな気がするんですけど、自然数でもないし、この場合どうなんでしょうか?