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歴史意識と歴史認識
歴史意識と歴史認識について困っています。 歴史意識は歴史の事実を知ることであり、歴史認識は、 歴史意識に関係することについて触れたとき、何を 受け取るか(イメージするか)ですか? 中国のデモは、中国の、愛国心をあおるような「日本に 被害を受けた」という事実を教えまくった結果、そのような事実で歴史意識が構成され、日本の教科書を見たときに「このような歴史意識が載っていると言う事は反省してないと言うことだ」という歴史認識が出てきたのかなと 判断しているのですが、いかがでしょうか。
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歴史意識とは、各個人の歴史に対する意識、つまり「日本の近現代史は自虐史観によって支配されている」という考えに共鳴し、あるいは思いついた場合に形成されるものであると考えます。 歴史認識とは、以上のような意識によって規定されるものであり、そうした歴史意識によって歴史を分析・判断すること、および叙述することの基本であると思います。 反日デモについては、中国の人たちにとっては「日本は加害者で、中国は被害者である」という歴史意識があり、当然、その意識に沿った歴史認識による教科書などが書かれることになります。 ですからこうした意識を持つ立場から云えば、加害者が示す歴史意識が自己弁護的であることを見聞したとき、真に反省していないという風に考えることは当然であろうと思います。
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全くの素人考えなのですが。 自分は逆に、歴史の事実を知る事を〔歴史認識〕。 歴史認識によって引き起こされる新たな知覚、心の動きを〔歴史意識〕だと考えます。 反日デモに関しては、 教科書に反日本的な内容を載せずとも、それ以前から十二分に根強い「反日的」な歴史意識が有ったと思うので、 教科書の事に関しては、今までの蓄積された反日感情に破裂の切っ掛けを与えたに過ぎないのではないかと思います。 既出ですが、反日的な感情を植えつける事に大いに貢献をした年代の方々が、 反日デモを鎮めるべく中国国民に何を呼びかけようが彼らの神経を逆なでするだけではないのかと自分は思います。
お礼
中国の状況の話は大変参考になりました。ありがとうございます。 でも、歴史認識は、「受け取り方」なので、やっぱり「知識を知る」(事実を知る)=認識というのは納得いかないです。 私は社会科教育を専攻する学生ですが、事実を知って(歴史意識)それをもとにそれに関することをどう受け取るかだと考えるんですが、なんとなく納得度が低いんです。 それで誰か私に納得させられる説明をしてくれる人が いないかと探した次第です。 でも、中国の話は大変興味深く読ませていただきました。 ありがとうございました。
お礼
非常に参考になるお話だったのですが、やっぱりいまいち歴史認識と歴史意識がごっちゃになってるんですよ。「日本は加害者」というのは事実を通した受け取り方(日本人が中国人を大量虐殺したとか言う事実からの)であって、歴史認識ではないかと思われるのですが・・・。でも、それ以外のところは大変参考になりました。大学の先生があってるのかどうなのか、疑問ですね・・・。