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高校を地理的に調査
以前質問させていただいたのですが、回答数が伸び悩み、多少急いでいるので再度質問させていただいています。 地理の授業で、自分の高校について地理的に調査して地理的に表現してレポートをまとめるよう言われたのですが、まったく何を書いて良いかわかりません。地理的調査・表現が何を意味しているのかがわからないのです。そこで、これはどのようなことを書くようなものなのか一例やヒントなどのようなもので結構ですので、誰か教えていただきたいです。本来なら自分で考えるべきなのですが、まったく検討がつかず、結局人任せになっている次第です。 参考までに前回の質問です。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1336482
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もと高校教員(地学)です。 大部分の回答が,地形・地質・気候などの自然地理的な内容に集中しているようですが,高校生が行なう地理的な調査といったら,どちらかというと人文地理的な内容のほうではないでしょうか。 自然地理的な視点から,きちんと調査しようと思うと,高校で学ぶレベルではかなり難しいと思います。 まして,1年の一番初めの授業ということですから,自力で行える調査というと,中学の社会科の地理分野で学んだ範囲,あとは図書館などでの文献調査,ということになるのではないでしょうか。 (もし中学の地理の教科書をお持ちでしたら,その中に「地域の調査」といった章が必ずあるはずですので,読んでみて下さい。参考になると思います。) 「屋上に行ってみたら」の真意は,先生にたずねないと分かりませんが,必ずしも自然堤防などの微地形を意味しているとは限らないと思います。 (それに,自然堤防は屋上から見るよりも,むしろ通常の地形図よりさらに等高線間隔が小さい(詳しい)1万分の1の地形図とか,もし都内なら東京都が作っている2500(2万5千じゃないよ)分の1の地形図とか,また国土地理院の土地条件図などを見て判断した方が,的確に分かります。 通常の2万5千分の1地形図でもある程度は読めますが。) 既出の例にある地価ですとか,土地利用ですとか,住宅地・商業地などの別だとか,地域の産業とか,都市計画の区域分け(市役所などに行けば図面が買える)といった側面から,高校の立地条件を考察してみるのも,一つのやり方ではないでしょうか。(まあ,屋上から地価は見えないでしょうが,他の要因についてはある程度分かりますよね) もちろん,自然地理的な視点での調査・考察を否定するわけではありません。 >「高校周辺の土地利用」を検討すると書きましたが、純粋に自分の高校についてでないとだめなようなのでこれはやめました。 この考え方は,おかしいと思います。 純粋に自分の高校(の敷地)の中しか調査・考察してはいけないのだったら,ほとんど地理的調査にはならないのではないでしょうか。 せいぜい,校庭の地下をボーリング調査して,地盤の安定度などを調べる程度でしょうか。 自然地理にせよ,人文地理にせよ,その周りの地域との関係で考えてこそ地理的調査になると思います。 「地理的に表現する」というのも,同様に考えることができます。 つまり,「周辺地域との関係という視点から表現する」という意味だろうと思います。 そして,そういう視点から表現しようと思ったら,文章だけよりは地図も使った方が分かりやすいので,結果的には地図も使って表すことになるでしょう。 ただし,大切なのは「地図に表すこと」自体が目的なのではなく,「周辺地域との関係」という視点をきちんともっていることだろうと思います。 また,地図だけではダメで,必ずそれを説明する文章が必要です。読む人が地図だけ眺めても,地図を描いた人(あなた)の意図がすぐ通じるとは限りませんから。 ここで,高校の名前を書いてもらえると,もっと的確なアドバイスができるのですが,残念ながら(?)ここのサイトではちょっとまずいと思います。 質問者の個人情報と同じようなものですし,そうでなくても宿題の丸投げと判断されて質問ごと削除されてしまうかも知れませんから。
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- Chuck_GOO
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もうご質問されてから1週間以上ですので、レポートまとめられたかもしれませんが・・・ もしかしたらまだ間に合うかもしれませんので、思いつくことを徒然に書いてみます; ・なぜZero-Wingさんの高校は、現在の場所にあるのでしょうか? 創立以来そこに? それともどこかから移ってきましたか? 創立以来であればなぜそこに出来たのか? もし移ってきたのであればなぜもとの場所から移ってきたのか? これは学校の立地の調査ですが、これをまとめるだけでも、地理的な調査・レポートになると思いますよ。(市街地化、学校の地理的な配置バランス、土地利用の仕方etc. 様々な要素が絡んで、これらのことは決定されたと思いますので。。。) ・また、Zero-Wingさんの学校の近辺に立地するものと、Zero-Wingさんの学校との関係性を考察してみるのはどうですか? 例えば、学校の回りですと文具店やパン屋さんなどが立地しやすいかもしれません。その一方で、一見全く関係ないお店なども立地しているかもしれません。 こういった「関係性」の考察も1つとしてあると思います。 ・その他、道路や鉄道、バス路線といった公共交通網との関係性を考察する手もあるかもしれません。 ・・・といったように、「地理的調査・表現」というところで、生徒の皆さん各々の潜在力を試したい、というのが先生の意図ではないでしょうか?
お礼
すいません!質問を終わらせていませんでした。もうレポートは提出しまして、先生によると、例としては出身市町村別の人数を地図上に表したり、高校の交通について書いたり、今までの男女比をグラフに表したりということです。
- lyux
- ベストアンサー率31% (19/60)
地域の図書館に行って地域の地誌や地質、地形について書かれた本を探してみてはどうでしょうか? もし、あなたの学校が「自然堤防」などの地理的に特徴がある地域にあるのなら、 書籍にそのような記述を見つけることができるはずです。 生徒がどの程度地理的知識や能力をもっているかをみる課題だと思います。 新高校生の初めての授業とのことですので、「自然堤防」などの地理用語を無理に使わなくてもいいと思います。 ・「自然堤防」上に学校と住宅地があった場合の文例 YY学校と周辺の住宅地は河川と並行した帯状の微高地上にある。 微高地を下った一方の低地には水田が広がっている。 もう一方はXX川である。 微高地はXX川が氾濫したときに運搬した砂礫が堆積して形成されたものであり、水害をさけるために集落が形成された。 このような微高地を自然堤防と呼び、水田の発達した低地を後背湿地と呼ぶ。 帯状の微高地という特徴をわかりやすく表現するために、地形図を色分けしてみたので参照してください。 標高0~10mまでの地域をA色、10~20mまでの地域をB色を用いています。
お礼
すいません!御礼をし忘れていました。もうレポートは提出しまして、先生によると、例としては出身市町村別の人数を地図上に表したり、高校の交通について書いたり、今までの男女比をグラフに表したりということです。また、自然堤防かどうかですが、今日また別のことをやっていたときにちょっと周辺の地形の話があったのですが、どうやら洪積台地の端っこということらしいです。
- lyux
- ベストアンサー率31% (19/60)
なぜあなたの高校がその土地に立てられているか考えればいいのではないでしょうか。 高校が洪積台地の上に立てられているとして、考え方の流れを提示します。 ・地理的に調査 洪積台地は乏水地で、日本では畑として利用したり、原野として放置されてきました。 このような場合、学校用地確保が比較的容易であったためこの地に学校が建設されたと仮説をたてることができます。 この仮説を補強するため周辺地域と比較調査を行ってみます。 観点としていくつか例を挙げてみます。 学校周辺は用地を取れないほど住宅が密集しいるか? 学校とその周辺では地価に大きな差がないか? 学校設置制限など条例による規制がないか? (学校建設当時の情報でないと意味がない場合もあります) ・地理的に表現 「地理的に表現する」とは、一般的には地図上に調査結果を表すことでしょう。 よって、学校周辺の地形図上で地価30万円の土地は青色で、40万円の土地はオレンジ色で塗りわけてみたりします。 そうした結果、学校用地が地域で最安値地帯であったりすると説得力がでてきます。 そういう結果がでないときもあります。 その場合は、データの取り方が間違っていたり、そもそもの仮説が見当違いであったりします。 今回は、「屋上に行ってみればわかる」とのことですから、地価などよりも、もっとわかりやすい地形的特徴が建設された要因なのかもしれません。
お礼
地理的特徴っていうと、やっぱりsuretsu1248さんのいう自然堤防とかでしょうかね?屋上から見た限りだと、周囲を住宅地に囲まれていて、ほんのちょっとだけ高台っぽいっていうことが分かったんですが。これはその自然堤防とかいうものなんですか?どっちにしろ、やっぱり高校の敷地の地理的特徴ってことですか・・・。
- suretsu1248
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追カキコです。 他人と違うことをすると、若干ずれるか気になることはありますが、それで外されるか気に入られるかは、本当どっちか、両極端です。 さて、屋上に上がって云々ということですから、先生はやはりべたべたの地理ネタを期待しているのかもしれません。ならば、ほんの一例を… ひょっとして、あなたの高校は住宅や商店が帯状に点在する集落にあり、しかも川から少し離れた少々標高の高い(といっても10m以下とか)ところにあったりしませんか? もしそうなら、当然疑問がわきますよねぇ、学校は集落に建てるのが好都合としても、じゃあ何故、集落はそこにできたのか? ようは高校が何故そこにあり、その何故は何故そうなのかって話を最終的に地学的な話に持っていけばよろしいかと。 ちなみに、ここで挙げた例は“後背湿地”と“自然堤防”という川が創る地形による土地利用傾向が関係しています。いずれも高校地理で習う範囲です。
お礼
確かにそんな地形ですね。まぁ、川が結構小さいんで、微妙っちゃ微妙ですが。でも、1年生の初っ端の授業なんで、後輩湿地とか自然堤防とか正直ちんぷんかんぷん・・・。まぁ、一応調べてみたんですが、川があるから自然堤防ができて、その微高地?に集落ができて、だから学校ができるって事ですかね?難しい・・・。
- suretsu1248
- ベストアンサー率28% (112/398)
ほんの一例としてお聞き下さい。 あなたの高校(がもし普通の進学実績を持つ普通科高校なら)の進学実績はどうなっているでしょうか? 進学実績一つとっても地域間での人の流れはあらかた見えてくると思います。 たとえば、西日本の高校では、もちろん本当トップは東大-京大を目指しますが、次に来る旧帝大レベルとなると、明らかに西日本の大学指向です。ここに東工大や一橋は、あまり入ってきません。さらに、関西圏をはずれ、地方になるほど地元指向が強く、意外と出来る層まで、○○(県名)大学を目指します。私立大学は見事に低調で、とりあえずは地元の国公立を第一志望とした滑り止め…となってしまいます。 もっとも、景気がよいときは皆、都会の私立大学を目指しました。それでも西日本なら、関関同立…でしたが。 というわけで、あなたの高校の進学実績を、過去に遡ってデータとして示す。また、参考に、同レベルと思われる他県の高校のデータも引用し、 (1)まず、地域による進学先からみた地理的結びつき (2)また、年代で見た地理的結びつき なんかをまとめるのはいかがでしょうか。 それなりに、たとえば単純に地理的なつながりが見えてくるでしょうし、+景気動向と人の流れなんかも数値として出てくればしめたものですね。あるいは、逆に地理的結びつき、経済的結びつきとは異なる結果が出てきでも、これは考察材料として面白いでしょう。地理といわれつつ、他の要素を盛り込むのは、目立つレポート作成の秘訣です。 進路に対して気にしているんだというアピールは、それなりに先生の好感をえられるものです。
お礼
そういうものはまったく頭にありませんでした。そういう考え方もあるんですね。自分は、自分の高校の立地とか土地利用(?)とかしか考えませんでした。ただ、あくまで自分の高校についてなので、地域比較という感じになってしまうと、多少趣旨がずれてしまうのではないでしょうか? それと、質問をした後に気づいたことを勝手ながらここに記させていただきます。まず、前の質問のときのお礼で「高校周辺の土地利用」を検討すると書きましたが、純粋に自分の高校についてでないとだめなようなのでこれはやめました。あと、その課題を出されたとき、その時間も調査に使ってよいことになったのですが、そのときに先生が屋上に行けば大体わかるというようなことをいっていました。先生はどのような内容を想定して屋上に行ってみればいいといったのか、わかる方がいれば教えていただきたいです。
お礼
すいません!御礼をし忘れていました。もうレポートは提出しまして、先生によると、例としては出身市町村別の人数を地図上に表したり、高校の交通について書いたり、今までの男女比をグラフに表したりということです。おっしゃったとおり人文地理っぽいですね。もっとも、人文地理って言う言葉はレポートを提出した後に授業で教わったんですが。