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「これを食べてくださいませんか?」について
アメリカの人に下のように言われて説明に困っています。 説明の仕方を教えてくださいませんか? But... I think the 'kudasaimasen' is kind of negative. Because it's like saying, will you not eat this? So it's a polite way to say 'will you eat this?' It's kind of wierd And it doesn't translate into English very well. 私が思うに、「くださいませんか?」は否定ではなくて、 依頼だと思うのですが。 だから意味が肯定になると思います。 どこからどこまでを区切って、どう説明したらいいでしょうか? もちろん日本語でお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
日本語を教える教科書的には かなり初期に 「テニスをしませんか」とか 「一緒に映画をみませんか」 などの 「~ませんか」構文がでてきます。 これを通じて否定疑問の形で依頼表現になることを 学びます。 ご質問の 「~てくださいませんか」は 「~てください」構文に、この依頼表現を 組み合わせたものです。 「~てください」は、命令に近い表現なので (例 授業中は日本語を話してください 車はあそこに停めて下さい 金曜までにレポートを出してください) 否定疑問の形にすることで 依頼的なニュアンスを加えて、ソフトにしたものです。 >だから意味が肯定になると思います。 依頼は依頼で、肯定も否定もないです。 肯定依頼も否定依頼も(走らないでくださいませんか) ありますからね。 逐語訳するように日本語(に限らず外国語)を 学ぼうとするのは 学習方法として根本的に間違っています。 逐語訳は意義がない、ということを知るのが 外国語学習の第一歩のはずです。 今後、 「勉強しなければなりません」のような 形としては二重否定の義務表現を学ぶ際、 逐語訳方式では混乱するばかりですよ。
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以下はアメリカの友人から来たメールの一部です。 ご質問の内容とは少しずれていますが、否定疑問文を用いて何かをしてもらうよう依頼する表現は、確かに英語にもあります。 "Why don't you sit down"? This is a confusing form of syntax. The question is really meant to be a declarative statement of courtesy. The speaker is asking someone if they would like to sit down and be more comfortable. A clearer and better way of offering a seat to someone would be to say "Won't you please sit down?" 彼の記述によると"Why don't you・・?"という表現は、質問者の依頼をそれほど強く出していないようですね。"Won't you please sit down?" のほうが「座ってくださいませんか?」に近いと思います。
お礼
ちょうどアメリカの人が同じような事を話していたところです。 If your boss says, "Why don't you come into my office" this is normal. As long as you don't say it like a question. Because, normally a question has a different tone of voice than a normal statement. So, in this case, it is pronounced like a normal statement, and not like a question. Because... If you say it like a question. Then it's like an accusation? "Why won't you come into my office? Is it because I smell bad?" めちゃ笑えました。日本人はよく疑問文の形で言うのでfunnyだそうです。最初この人がタイトルの日本語では否定なのにどうして肯定なんだ?などと言ってきたのでこの話題になりました。日本語でも英語でも言い方によってネガティブの意味なんか関係なくなってしまうようですね。外国人への説明の仕方に的を絞って言えば、「つまり日本語ではそういうのだ」の一言になってしまうんでしょうね。
補足
回答にちゃんと答えるのを忘れて脱線してしまいました。すみません。「座ればいいじゃん」というのと「お座りになってくださいませんか?」のニュアンスですね。後者がタイトルの日本語に近いというわけですね。
- sunasearch
- ベストアンサー率35% (632/1788)
日本人は、一般に自分の感情を表に出さないところがありますので、直接的な表現を嫌う傾向にあります。 「これ、食べて」 というと、相手に食べることを強要して、押し付けがましく感じるので、控えめに、 「これ、食べない?」 と、食べてもらえないだろうけど、 もし良かったら食べて、 と遠まわしにお願いするのが、 美しいと考えるのです。 否定との違いは、語尾を上げるか下げるかですね。 「これ、食べない↓」は否定 「これ、食べない↑」は疑問
お礼
押し付けがましさを減らすためなんですね。特に最近「なくなくない?」など流行ってますものね。
- Jinjim
- ベストアンサー率24% (81/332)
英語にも類似の表現があると思います。 この場合、 I hope you to eat this, don't you? そのアメリカの方にこの文を示し、 「これを食べてくださいませんか?」 は、まさにこの英文と同じ構造であることを説明してみてください。
お礼
付加疑問文はネガティブですね。それと同じ形だと説明すればいいんですね。 でも付加疑問文はこういう形で使えるとは知りませんでした。
- rentahero
- ベストアンサー率53% (182/342)
日本語のメンタリティの問題ですね。 「これを食べてくださいませんか?」は、もちろん依頼なのですが、「食べていただけないでしょうがそこをなんとか」というニュアンスが含まれているんだと思います。 「予期している結果が『食べてもらえない』であるから、『食べてくださいませんか』という表現になる」んだと思います。 なので、否定表現なのは当然です。
お礼
もともとは否定だということですね。なるほど。メンタリティとはいい事をおっしゃいますね。
お礼
> 依頼は依頼で、肯定も否定もないです。 なるほど。日本語を習うという立場の人にとっていい回答をありがとうございました。新鮮です。