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グローバル化と情報革命を位置づけるための理論的枠組みについて
- この質問は、文法的な不定詞についての疑問を持つ人からのものです。
- 具体的には、以下の文の構文についての質問です。
- グローバル化や情報革命の現象を評価するための理論的な枠組みを、この本が提供していることが理解できません。
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To 不定詞の形容詞用法と関係代名詞節は名詞を修飾するという点で共通しています。例えば,something to eat は something which I (can) eat とほとんど同じ意味です。ここで,「住むための家」という場合,a house to live in となります。eat something に対して,live in a house としなければならないからです。関係代名詞を用いて「彼が住んでいる家」を英語にすると,the house in which he lives, the house which he lives in の2通りあります(その他,関係代名詞 that,関係副詞 where を使って書くこともできます)。そして,a house to live in も関係代名詞のときのように, in を前に出して,a house in to live とするとわかりにくいので,which を用いて a house in which to live とするのです。関係代名詞を使いながら節を構成しない,例外的な用法です。結局,ご質問の文の後半は,context to place the phenomena of globalization … in と同じです。to 以下が長いので,in を前に出したかったのでしょう。日本語では「…を位置づける枠組み」で通じますが,英語で,context to place …とはできません。place … という部分にさらに目的語 context は置けないからです。「(その中において)位置づける枠組み」と考えて in が必要になってくるのです。説明が混乱しているかもしれません。質問があれば言って下さい。
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- wind-sky-wind
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補足に関してですが,これまでの回答で申し上げた通り,基本的には to 不定詞の形容詞用法で,in などの前置詞が孤立してしまうのを避けるために便宜上関係代名詞を借用してくるということだと思います。私は自分なりにこのように理解していました。お尋ねがありましたので,検索してみたところ見つかったものがあります。参考にして下さい。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
すいません,#2の最後で誤りました。 a context to place ...となります を a context in which to place ...になります に訂正します。
お礼
本当に丁寧な解説をありがとうございます。ご回答をじっくり拝読しました。ポイントは「節を採らない関係代名詞の用法」がある、ということだと思いました。このような用法について、もっとよく知りたいので、何か参考書などがございましたら御教授下さい。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
#1です。補足させて下さい。「何かを位置づける枠組み」を関係代名詞を用いて書こうとして,a context which you place something とすると,you place something a context という文ができなければなりません。これでは正しくありませんので,実際には,you place something in a context としなければなりません。したがって,a context in which you place something となるのです。これを to 不定詞の形容詞用法を用いて書いてみましょう。a context to place something in とやはり in が必要になります。 something の部分が長くなると最後の in が離れすぎてわかりにくくなるので,前に出す → a context in to place … → in の後に先行詞 context を受ける関係代名詞 which を置く(これは便宜上,用いられる例外的な用法)a context to place … となります。少しはわかりやすくなったでしょうか。
お礼
今回は本当にありがとうございました。とても勉強になりました!